
現在のバッテリーは軽量化重視という観点で、30A19Rという農業機械用の小さいものを使っているのですが、最近ドライブレコーダーやETC車載器の搭載に加え、モニター表示できるカーオーディオの導入などで電力消費が高まって、今まで約4年毎に交換していたバッテリーが、2年も経たずにエンジンの掛かりが悪くなってきました。実際、前回レポートした
立ち合い車検を受ける(1)において、本バッテリーをバッテリーテスターで測定すると、バッテリー電圧はあるが電気を蓄える力は0%であり、充電してもすぐ放電してしまう状態にあると言われました。そこで今回は、現在のバッテリーよりも容量が大きいものに交換して、バッテリー性能を高めたいと思います。それでは、バッテリーを取り外しましょう。

マイナス端子の拡大写真です。バッテリーターミナルは簡単に取り外しできるように、蝶ボルトと蝶ナットで締め付けています。

こちらはプラス端子になります。バッテリーターミナルは、六角ボルトとナットで固定しています。

バッテリー端子からバッテリーターミナルを取り外しました。矢印のバッテリーターミナル(マイナス極)は、キルスイッチに繋がっています。キルスイッチの詳細については、
キルスイッチを取り付ける(4)をご覧下さい。次に、バッテリーターミナルを電線から外します。

写真は、取り外したバッテリーターミナル(A端子)と取付ボルト(M6)とナットです。左側がマイナス極、右側がプラス極になります。ちなみに、A端子のバッテリーターミナルは、現在販売されていないようです。

次に、丸印の六角ナット(頭10mm)を外して、バッテリーステー(純正品)と取付ロッド(M6長ネジ)を外します。

バッテリーステーと取付ロッドを外しました。左側のロッドが車両後方用で、右側のロッドが車両前方用になります。

次に、バッテリー本体を外します。

取り外したバッテリーは、GSユアサ製のHJ-30A19Rです。

最後に、バッテリートレーを外します。

写真は、バッテリートレーの裏側です。樹脂が少し劣化していますが、今回は再利用しましょう。

バッテリー関係の部品をすべて取り外しました。ということで、今回はここで終了します。次回は、新しいバッテリーの取り付けについて掲載します。
[0回]