
さて今回は、新しいワンウェイバルブを取り付けていきたいと思います。写真は、キジマ製ワンウェイバルブ(ダイヤフラムタイプ)で、品番は105-15001です。入口側と出口側の継手部分の外径が5mmなので、リヤウォッシャーホース(外径7mm、内径5mm)に接続できそうです。本当は純正品の方がいいのですが、あまり重要な部品ではないので汎用品で代用したいと思います。

新旧のワンウェイバルブを比較してみました。黄色の矢印は水流方向を示します。上側が交換する新しいワンウェイバルブ(キジマ製ワンウェイバルブ)で、下側が取り外した古いワンウェイバルブ(純正品)です。本体中央部の外径は上側が20mmで下側が14mm、長さは上側が6mmで下側が9mmになります。下側の古いワンウェイバルブの継手部分から息を吹き込むと、入口側と出口側の両方から息が通る状態になっており、ダイヤフラム(ゴム膜の調整弁)は機能していないことが分かりました。

あと、念のためリヤウォッシャーノズルの継手付近で何か異物(ゴミ)が詰まってないかを確認します。それでは、リヤウォッシャーノズルを固定している頭12mmの六角ナットを外しましょう。

六角ナットを外しました。リヤウォッシャーノズルはリヤガラスの穴を通って付いていました。

これが外した六角ナットです。六角ナットのフランジ裏側にはゴムが付いています。

リヤウォッシャーノズルを外しました。継手の穴から水を入れると、左右の噴射穴から水が出てきたので、ウォッシャーノズル内部の異物詰まりはなさそうです。

これは室外側から見た写真になります。リヤガラスの穴にはゴムが付いています。

矢印の位置に新しいワンウェイバルブを取り付けました。

拡大すると、こんな感じ。古いワンウェイバルブよりも少し大きいですが、無理なく収まりました。後は逆順で取り付けて作業完了です。

そして、リヤウォッシャースイッチを押すと勢いよくウォッシャー液(水)が出てきました。これで、リヤガラスにウォッシャー液を掛けてワイパーで拭き取れるようになりました。
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