
さて今回は、バックカメラの駐車ガイド線を非表示にした後、カーオーディオの駐車ガイド線の調整を行っていきたいと思います。写真は、トランクルーム右側に配線したカメラユニットの電源コードと中継コードの接続箇所(青色のコネクタ)です。カメラユニットの電源コードの配線については、
バックカメラを取り付ける(1)をご覧下さい。バックカメラの駐車ガイド線は、矢印のループした電線(紫色)を切断すると非表示にできます。

紫色の電線を切断しました。ちなみに、横に見えている青色の電線は、カメラ映像の正像、鏡像を切り替える電線になります。本製品はバックカメラ用なので、元々カメラ映像は鏡像の仕様になっていますが、フロントカメラ用として使用する場合は、青色の電線を切断して正像に切り替えるようです。次に、カーオーディオの駐車ガイド線の調整を行っていきます。

システム設定の「バックカメラ調整」を入力していきましょう。

取扱説明書を見ると、駐車ガイド線を調整するには、車両後方にマーキングをする必要があります。

青色テープを貼って、車両後方にマーキングしました。

これは、駐車ガイド線を調整する画面です。駐車ガイド線が青色テープに重なるように、四隅にある黒い四角の位置を調整しました。

写真は、今回行った駐車ガイド線の設定値です。左上が「X:←40 Y:↑13」、右上が「X:→0 Y:↑13」、左下が「X:←25 Y:↓0」、右下が「X:→0 Y:↓0」になります。

試しに、駐車ガイド線の赤い点線を後方障害物(鉄骨)に合わせて、リヤバンパー後端と後方障害物との距離を測ってみましょう。今回の駐車ガイド線の設定では、リヤバンパー後端と赤い点線との距離は50cmです。

実測すると約50cmだったので、駐車ガイド線の表示が実際の距離と同じことが分かりました。

近くの駐車場に行って、駐車場の白線にカーオーディオの駐車ガイド線を合わせて駐車してみました。

これが駐車した結果です。車両右側は、駐車場の白線内に収まっていました。

車両左側です。同様に、白線内に収まっています。

最後に車両後側です。丁度良い間隔をあけて駐車できていました。これまでは、バックセンサーのブザー音で後方障害物との距離を感じ取って駐車していたのですが、今後は、バックカメラ映像も見ながら後方確認できるので、駐車時の安全性が高まりました。
[1回]