
さて今回は、手動スイッチとコントローラー本体の取り付けを行っていきたいと思います。写真は、取り外したパワーウインドースイッチです。手動スイッチは、矢印の赤丸で示した位置に取り付けます。それでは、パワーウインドースイッチに穴をあけましょう。

パワーウインドースイッチ裏側の写真です。パワーウインドーアンプ前側にあるリブの中央に、手動スイッチのブッシングを通す穴(直径6.5mm)をあけます。

パワーウインドースイッチに穴をあけました。穴あけ作業は、パワーウインドーアンプを取り外して行いました。

これが取り付ける手動スイッチです。エーモン製のミニトグルスイッチで、適合板厚1.0~3.0mm、直径6.5mmの穴に取り付けることができます。家に持ち帰って作業するため、手動スイッチ用電線は途中で切断して平型端子をカシメました。

パワーウインドースイッチに手動スイッチを取り付けました。違和感なく、いい感じに収まりました。

裏から見ると、こんな感じ。手動スイッチのハウジングは、パワーウインドーアンプ前側にあるリブの間にピッタリ入りました。

最後に、コントローラー本体の取り付けを行っていきます。左側用コントローラー本体は、パワーウインドースイッチ開口の前側に置きました。ガタつき防止のため、本体の上には軟質ウレタンを押し込んでいます。

右側用コントローラー本体は、パワーウインドースイッチ開口の後側に置きました。こちらは本体を裏返すと、ガタつきがなく絶妙に収まる場所がありました。

パワーウインドースイッチに、ミラーコントロールスイッチコネクタとパワーウインドースイッチコネクタを接続しました。そして、各専用ハーネスはパワーウインドースイッチ開口から下の方に入れておきます。

後は、パワーウインドースイッチを取り付けて作業完了です。

ドアミラー自動下降ユニットを取り付けたことで、駐車の度にドアミラーを下に向けるのが非常に楽になりました。また、右側ドアミラーに貼り付けていた扇形の補助ミラーはミラー面が曲面だったので、駐車場の白線が少し曲がって見えていたのですが、補助ミラーを外せたことで、駐車場の白線が直線に見え、視界も広く確保できるようになりました。
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