
さて今回は、新しいバッテリーケーブル(マイナス極)の配線を行っていきたいと思います。バッテリーケーブルを購入するにあたり、バッテリーからコンソールボックスまでの線長は、配線経路にビニール紐を通して測ると約3mありました。配線経路の詳細については、
キルスイッチを取り付ける(1)をご覧下さい。写真は、今回用意したバッテリーケーブルになります。仕様は、14SQ(外径7.7mm)の3mで、両端にφ10mm丸端子が付いているものです。

丸端子の拡大写真です。黒色の絶縁カバーを横にずらすと、筒部(バレル)中央に四角い圧着痕が見えています。

最初に、エンジンルーム後方右隅にある矢印の開口から、バッテリーケーブルを車内に引き込みます。先に通していたビニール紐をバッテリーケーブルの丸端子に結びました。

アクセルペダル付近の写真です。ビニール紐を引っ張って、矢印の穴からバッテリーケーブルを車内に引き込みました。

ここで一度、アースを取ろうと考えている位置にバッテリーケーブル端子を接続して、エンジンが掛かるか確認しておきます。矢印のサイドブレーキブラケットの固定ボルト(M8×15@1.25)と、エンジンルームのバッテリー端子(マイナス極)にバッテリーケーブル端子を取り付けました。そしてキーを回すとエンジンが掛かったので、この位置からアースを取ることにします。

次に、エンジンルーム側のバッテリーケーブルの配線を行います。エンジンルーム内は金属エッジが多くあり、かつ高温になるので、バッテリーケーブルに外装材を被せようと思います。写真はコルゲートチューブです。これはエーモン製で、内径10mm(外径13mm)、長さ1m(スリット入り)になります。

バッテリーケーブルにコルゲートチューブを被せました。チューブの長さは1mでピッタリでした。

バッテリーケーブルを配線しました。写真は、エンジンルーム後方右隅付近です。矢印のバッテリーケーブルは、長丸印で周辺の電線と結束バンドで固定し、ブレーキマスターシリンダーの下を通して、サージタンク横へと導きました。

その後、サージタンク横の長丸印で燃料ホースと結束バンドで固定し、バッテリーケーブル端子をバッテリーターミナル(マイナス極)に接続しました。

バッテリー端子(マイナス極)の拡大写真です。バッテリーケーブル端子は約45度曲げ、端子の絶縁カバーにコルゲートチューブを被せて、上からビニールテープを巻きました。

あと、矢印の古いバッテリーケーブルは、また必要になるかもしれないので、長丸印で周辺部品と結束バンドで固定しておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、車内側のバッテリーケーブルの配線から掲載します。
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