
以前からリヤCピラーの内張りは、経年劣化のため取り外していたのですが、Cピラーの天井近くの穴に不明な部品があるので調べると、AM/FMの受信感度を高めるリヤガラス用アンテナアンプだと分かりました。車内で音楽は聴きますがラジオは聴かないので、アンテナアンプは不要と思われます。それでは、アンテナアンプを取り外しましょう。

アンテナアンプは、Cピラーにボルト1本でブラケット固定されています。左側にリヤガラスのアンテナに接続する配線が1本、右側から天井にカーオーディオのアンテナと電源に接続する配線が2本見えています。

リヤガラスのアンテナに接続している配線です。アンテナ信号をアンテナアンプに入力しています。

リヤガラスのアンテナ接続部の拡大写真です。アンテナ端子は、はんだで固定されているので、端子の根元を掴んでクネクネしながら端子をもぎ取ります。

アンテナ端子を外しました。リヤガラスの溶着箇所には、銀ペーストの焼結体が残っています。

アンテナ端子裏側の拡大写真です。端子の溶着箇所には、はんだが付いています。

次に、天井に入り込んでいる2本の配線経路を確認するため、アシストグリップを取り外します。

アシストグリップ取付部のキャップは、左側にスライドさせた後、天井とキャップの隙間に内張り外し工具を入れて外します。

キャップをステーから外しました。

ステーの爪は、上側と下側に付いています。キャップはステーのビスを外すため、右側にスライドしておきます。

同様に、車両前側のキャップもステーから外します。ということで、今回はここで終了します。次回は、アシストグリップの取り外しから掲載します。
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