
先日エンジンルームを見ると、エアクリーナーのフィルターが薄黒く変色しているのに気づきました。新品時には鮮やかな黄色だったので、フィルターがかなり汚れた状態になっています。これまで約5年毎にフィルターを交換しており、丁度そろそろ交換時期だったので、今回はエアクリーナーのフィルター交換について、レポートしたいと思います。ちなみに製品の取扱説明書には、フィルターの交換目安は、3,000~5,000kmまたは3~6ヶ月と記されています。それでは、エアクリーナーのフィルターを取り外しましょう。

エアクリーナーの拡大写真です。製品は、トラスト製のエアインクスBタイプになります。赤色矢印のトップボルト(M6×10)を手で緩めて外すと、黄色矢印のアウターフレームとフィルターが一緒に外れるようになっています。

アウターフレーム(フィルター含む)を取り外しました。

こちらが、取り外したアウターフレーム(フィルター含む)とトップボルトです。

アウターフレーム(フィルター含む)を裏返すと、こんな感じ。フィルター内側は、凸凹状になっていました。

アウターフレームからフィルターを外しました。左側がアウターフレーム、右側がフィルターになります。

新品のフィルターを用意しました。製品は、エアインクスBタイプの交換用フィルターで、Mタイプ(イエロー)です。

フィルターを裏返して、断面を拡大しました。フィルター素材は、3次元網状構造の特殊ウレタンフォームでできており、フィルター外側(赤色矢印)は低密度、フィルター内側(青色矢印)は高密度の2層フィルターになっています。これにより、吸入効率を阻害することなく、集塵・濾過性能を高めることができるそうです。

新旧2つのフィルターを並べてみました。左側が新しいフィルター、右側が古いフィルターです。かなりフィルターの色に差があるように見えます。

新しいフィルターをアウターフレームに入れました。

アウターフレーム(フィルター含む)を車両に取り付けました。

エンジンルームを見ると、フィルターが鮮やかな黄色に戻りました。これで、エアクリーナーの吸入効率や集塵性能が初期状態にリフレッシュでき、気持ち良く走行できるようになりました。
[0回]
COMMENT