
さて今回は、エアコンパネルの分解を行いたいと思います。写真は前回取り外したエアコンパネルになります。前面パネルを外すには、右上に1つ、下側に2つあるビスを外します。

さらに前面パネルには5つの爪が付いています。上側3つと下側2つをマイナスドライバーで外します。こちらは上側3つの爪です。

ちなみにエアコンパネルの品番は、28525-05U12の後期品になります。元々エアコンパネルは、28525-05U11の中期品が付いていたのですが、液晶表示の不具合があり、半田を再溶解して修理しました。その時にイルミバルブをLED化したのですが、約1年後にイルミバルブを純正に戻したいと思い、現在の後期品に交換しました。後期品については、これまでの約10年間、特に不具合もなく正常に作動していました。

こちらは下側2つの爪です。

前面パネルを取り外しました。写真は前面パネルの表側になります。

裏側はこんな感じ。イルミバルブを拡散するため、透明の樹脂が上段に1つ、下段に1つ付いています。

前面パネルを取り外したエアコンパネルです。操作基板は、2つのビスを外して、左下のビス穴にマイナスドライバーを引っ掛けながら持ち上げて外します。

操作基板を取り外しました。右側中央の18極端子は電源基板との接続箇所になります。

操作基板の裏面になります。

エアコンパネル裏面にある電源基板を固定しているビスを2つ外します。

エアコンパネルの後面です。

拡大するとこんな感じ。左側20極、右側16極のコネクタハウジングが配置されています。ということで、今回はここで終了します。次回は、電源基板の取り外しから掲載します。
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