
さて今回は、電源基板の詳細を見ていきたいと思います。写真はエアコンパネルの前側になります。電源基板は左右端部をラジオペンチで挟んで引っ張り上げて外します。

電源基板を取り外しました。右下の18極ピンは操作基板との接続箇所になります。

電源基板の裏面です。

エアコンパネルのケースだけが残りました。

左側は今回不具合があった後期品(U12)の操作基板と電源基板、右側は以前に液晶表示の不具合で半田を再溶解して修理したイルミバルブLED化の中期品(U11)になります。

今回も後期品(U12)において、半田の再溶解を試みましたが直りませんでした。そこで、後期品(U12)の操作基板と電源基板のどちらが不良かを確認するため、正常な中期品(U11)を使って組み換えながら作動チェックを行います。

結果は上の表になり、後期品(U12)の電源基板が不良だと分かりました。そして、後期品(U12)の操作基板と中期品(U11)の電源基板を組み合わせると正常に作動しました。

後期品(U12)の操作基板と中期品(U11)の電源基板を組んだ写真になります。

エアコンパネルに組み換えた基板を取り付けました。

念のため、エアコンパネルを取り付ける前にもう一度、作動を確認しておきます。

後は逆順で取り付けて作業完了です。これで、エアコンパネルが正常に動くようになりました。
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