
さて今回は、イルミバルブを机上で点灯確認するにあたり、電池ボックスのリード線に、電源基板のコネクタピンに接続できるメス端子を付けておきたいと思います。写真は、前方から見た操作基板と電源基板です。電源基板の左上に黒色のコネクタハウジングが見えています。

こちらは、後方から見た写真になります。

コネクタハウジング内部の拡大写真です。左側が20極、右側が16極のコネクタピンが付いています。この端子の外形寸法を実測すると、幅は約1.0mm、長さは約7mmでした。

コネクタピンに接続できるメス端子を調べると、TE Connectivity製のリセプタクルコンタクト(175217-5)が電子パーツ店で入手可能でした。写真はメス端子の実物になります。

メス端子を電池ボックスのリード線にカシメました。

あと、端子同士の絶縁のため、メス端子にφ5mmの熱収縮チューブを被覆します。

ドライヤーで熱収縮チューブが縮みました。

これで、電源基板に電池ボックスを接続する準備ができたので、16極側コネクタの配線図により、コネクタピンの9番と32番に、それぞれリード線の赤色(+極)と黒色(-極)を接続します。

電池ボックスのリード線をコネクタピンに接続しました。

イルミバルブ点灯確認の全体写真になります。電池ボックスはスイッチOFFの状態です。

スイッチONにすると、イルミバルブが点灯しました。つまり、エアコンパネル側のチップLED等が不具合の原因ではありませんでした。ということで、今回は終了します。次回は、車両側ハーネスの導通確認について掲載します。
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