
さて今回は、エアミックスドアアクチュエーターの基板の補修を行いたいと思います。写真は、前回の車両から取り外したエアミックスドアアクチュエーターです。サブハーネス(アクチュエーター側コネクタ)を外すと、コネクタハウジング内には6極のコネクタピンが見えています。

アクチュエーターのケーシングを開けました。基板右下の四角部分は、コネクタハウジングの接続部になります。

基板を裏返すとこんな感じ。コネクタハウジングが実装されています。

コネクタピン半田箇所の拡大写真です。丸印のコネクタピン根元が半田割れしていました。このピンは矢印のモータマイナス端子と繋がっているので、この半田割れがアクチュエーター作動不良の原因だと思われます。それでは半田付けをやり直しましょう。

基板の半田割れを吸取線で除去します。

半田ごてを用意しました。ちなみに半田ごては、白光のFX-600-02です。

半田割れに吸取線を当て、その上から加熱した半田ごてを押し当てると、溶けた半田が吸い取られました。

半田付けをやり直しました。後は、アクチュエーターを組み直して車両に接続して作動確認したいと思います。

念のため、アクチュエーターのコネクタピンとサブハーネス(アクチュエーター側コネクタ)の端子に接点復活剤を塗布しておきます。

こちらがアクチュエーターのコネクタピンになります。

こちらは、サブハーネス(アクチュエーター側コネクタ)の端子です。ということで、今回はここで終了します。次回は、エアミックスドアアクチュエーターの車両取付について掲載します。
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