
さて今回は、エアミックスドアアクチュエーターの車両取付を行いたいと思います。前回基板を補修したアクチュエーターを車両に接続し、エアコン自己診断により作動確認します。

ステップ4(各アクチュエーターの作動点検)の表示番号[41~43]に切り換えると、矢印の位置に継手アームが動きました。

他方、表示番号[44~47]に切り換えると、矢印の位置に継手アームが動きました。これでアクチュエーターの作動確認ができたので、車両取付を行っていきます。再度、表示番号[41~43]に切り換えた状態(FULL-COLD)でエンジンを切り、アクチュエーターのブラケットを取り付けます。

アクチュエーターのブラケットを取り付けました。この継手アームの位置が、アクチュエーターのFULL-COLD状態になります。

次に、エアミックスドアのコネクションロッドを車両前方に押し込んでおきます。この位置が空調ユニットのFULL-COLD状態です。

取り外しの逆順でアクチュエーターを取り付けた後、コネクションロッドをロッドホルダーに挟み込みます。

ロッドホルダーの蓋を閉めました。これでアクチュエーターの車両取付は完了です。再度、エアコン自己診断により作動確認します。

ステップ4の表示番号[41](FULL-COLD)に切り換えました。丸印がアクチュエーターになります。

拡大すると、こんな感じ。継手アームを介してコネクションロッドが車両前方に押し込まれています。

ステップ4の表示番号[44](FULL-HOT)に切り換えました。丸印がアクチュエーターです。

アクチュエーターの拡大写真です。継手アームを介してコネクションロッドが車両後方に引き出されました。

後は逆順で、エアコンパネルやカーオーディオを取り付けて作業完了です。これで、エアコンから冷風が出るようになり、快適なドライブが楽しめるようになりました。
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