
さて今回は、ジャンプスターターの置き場所を決めて、シガープラグの電源コードを配線していきたいと思います。写真は、グローブボックスを開けて、矢印のETC車載器以外は全て放り出した状態です。この場所なら、ジャンプスターターを余裕で置くことができます。

グローブボックス内を横から見ると、こんな感じ。矢印にETC車載器の配線穴があるので、シガープラグの電源コードは、この穴を通してセンターパネルへ導きます。尚、ETC車載器の配線穴の詳細については、
ETC車載器を取り付ける(3)をご覧下さい。

ジャンプスターターをグローブボックスに置きました。

そして、シガープラグの電源コードを配線穴に通しました。

あと、ジャンプスターターの電池残量が少なくなった時に、グローブボックス内で充電できるようにしておきます。矢印がジャンプスターターの充電ポートのUSB(Type-C)になります。

充電ポートに接続するUSBケーブル(Type-C→Type-A)、長さ1mを用意しました。USBケーブルのType-C側はジャンプスターターに接続し、Type-A側は配線穴を通してセンターパネルへ導きます。

ここで、現在接続できるUSB電源がないので、シガーライターから電源を取り出して増設しましょう。写真はエーモン製のUSB電源ポート(Type-A)で、電源コードは約1mあります。ちなみに、シガーライター電源はACC電源から来ており、ヒューズボックスに15Aのヒューズが付いています。

写真は、シガーライターの裏側になります。矢印がシガーライターのコネクタで、橙色(プラス極)と黒色(マイナス極)の電線が出ています。

シガーライター電源とUSB電源のコードを、丸印の分岐コネクタで接続しました。矢印が増設したUSB電源ポートです。

ジャンプスターターの充電ポートと、USB電源ポートをUSBケーブルで繋ぎました。

ジャンプスターター側の拡大写真です。矢印のUSBケーブル(Type-C)は普段外しておいて、充電する時のみ接続すればよいでしょう。

USB電源ポート側になります。こちらは配線をセンターパネル内に入れるので、矢印のUSBケーブル(Type-A)は接続したままにしておきます。

ジャンプスターターをメモリー用電源に使用してから丸16日が過ぎました。この間、何回か車に乗りましたが、充電はしませんでした。電池残量は100%から44%になり、電圧は16.58Vから14.63Vまで低下しましたが、カーオーディオのメモリーは保持された状態が続いてました。

最後に、ジャンプスターターの電池を充電しておきます。充電はエンジンを掛けた状態で、矢印のUSB端子を差し込むだけです。約30分で電池残量が約10%回復したので、車に乗った時に充電しておけば良さそうです。これでバッテリー電源を切っても、カーオーディオのメモリーが全て残るようになりました。
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