
さて今回は、車内側のバッテリーケーブルの配線を行っていきたいと思います。矢印は、前回エンジンルームから車内に引き込んだバッテリーケーブルです。車内の配線は、ステアリングロアパネル下側からセンターロアパネル右側を通って、コンソールボックスに導きます。配線経路の詳細については、
キルスイッチを取り付ける(1)をご覧下さい。それでは、ステアリングロアパネルを取り外しましょう。

ステアリングロアパネルを取り外しました。ステアリングロアパネル取り外しの詳細については、
ハザードスイッチを補修する(2)をご覧下さい。

バッテリーケーブルを配線しました。上向き矢印から左向き矢印までがバッテリーケーブルです。バッテリーケーブルは、丸印の2箇所で周辺の電線と結束バンドで固定し、センターロアパネル右側まで導きました。

次に、センターロアパネル前側の右側面にある丸印のビスを外して、矢印のバッテリーケーブルの端子側から順に、センターロアパネルの中に入れていきます。

シフトブーツパネルを外すと、バッテリーケーブル端子が見えました。端子を引っ張って、バッテリーケーブルをセンターロアパネルの中にすべて引き込みます。

バッテリーケーブルの引き込みが完了しました。丸印からバッテリーケーブル端子までの線長は、約50cmありました。

ステアリングロアパネルを取り付けると、こんな感じ。バッテリーケーブルが見えず、いい感じに収まっています。また矢印のバッテリーケーブルは、車両前方に引き出すことで、コンソールボックスまでの線長を調整することができます。

バッテリーケーブル端子をキルスイッチと接続する位置に置いてみました。この付近は、サイドブレーキ関連の金属部品と、矢印のコンソールボックスブラケット(前側)があるので、バッテリーケーブル端子から30cmのコルゲートチューブを被せます。

コルゲートチューブを用意しました。エンジンルームの配線で使ったものと同じものです。

バッテリーケーブルにコルゲートチューブを被せました。コルゲートチューブの両端には、上からビニールテープを巻いておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、アースケーブルの配線から掲載します。
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