
約10年前に運転席側のドアミラーを塗装したのですが、最近また剥げが目立ってきたのでタッチアップペン(ニッサン用KH2、N-44)を塗ったところ、ドアミラー全体の塗装が色あせていたので色が合わず、少し見苦しくなってしまいました。丁度そんな時、フロントスピーカーを交換していて、その時にドア内張りを外すので、ついでにドアミラーも外して再塗装しようと思います。それでは、ドアミラーを取り外して塗装の準備をしていきましょう。

ドア内張りとドアミラー取付部に付いている黒い三角形のコーナーカバーを外しました。そして、矢印のドアミラーコネクタと、丸印の六角ボルト(頭10mm)を3本外して、ドアミラーを取り外します。尚、ドアミラー取り外しの詳細については、
ドアミラーを塗装する(1)、ドア内張り取り外しの詳細については、
ドアミラーを塗装する(2)をご覧下さい。

ドアミラーを取り外しました。水を流しながら、ドアミラーの表面が滑らかになるまで耐水ペーパー(600番)で磨いていると、写真のような剥げ具合になりました。

後側のミラーなど、塗装の必要がない箇所にマスキングをしました。

トランクルーム内に段ボールを置いて、簡易塗装ブースを作りました。

ここで、ボデーペンの登場です。約10年前に塗装した時には、ボカシ剤(下塗り剤)とクリアーを使わなかったため、塗装の色あせや剥げが早く進行したように思われます。そこで今回は、ボカシ剤とクリアーを使って、ガンメタのボデーペン(ニッサン用KH2、N-253)で塗装します。

塗装の手順は、最初にボカシ剤を1回塗って2分乾燥後、ガンメタを1回塗って10分乾燥を10回繰り返した後(10回目は2分乾燥)、クリアーを1回塗って10分乾燥を4回繰り返した後(4回目は2分乾燥)、最後にボカシ剤を1回塗って1~2時間乾燥させました。

段ボールからドアミラーを取り出して、マスキングを剥がしました。今回はクリアーを塗ったので、ドアミラーの表面にかなり艶が出ています。

後側の写真です。

後は、ドアミラーを取り付けて作業完了です。塗装前と比較すると、ドアミラーの色むらがなくなり艶も出て、満足いく仕上がりになりました。
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