
今までは車にドライブレコーダーは必要ないと考えていたのですが、昨今のあおり運転など、一部の悪質なドライバーが存在する中、万が一事故を起こし、相手に不誠実な証言をされた場合に備えて、映像を証拠として残しておいた方がいいと思うようになりました。また、約2年前に駐車場でナンバープレートの盗難に遭ったこともあり、車内にドライブレコーダーを搭載しておくことで、車両盗難や車上荒らしの抑止効果も期待できそうです。それでは、ドライブレコーダーを取り付けましょう。

これが今回取り付けるドライブレコーダーで、カロッツェリアのVREC-DH300Dです。本製品を選んだのは、高画質(フロント:370万画素、リヤ:200万画素)で録画できること、フロント&リヤカメラにソニー製のCMOSセンサーを搭載していること、カロッツェリアのブランドが好きなことなどです。

先ず、フロントカメラの設置位置から見ていきたいと思います。本ドライブレコーダーは、フロントカメラ(正面)と液晶モニター(背面)が一体型になっているので、ドイブレコーダーの視認性と操作性から、ルームミラーの運転席側横辺りに設置するのが良さそうです。ちなみに、ルームミラーは約3年半前にER34用に交換しております。詳細については、
ルームミラーを交換する(2)をご覧下さい。

ドイブレコーダーの高さについては、雨天時にフロントカメラ前方の水滴を拭き取りたいので、フロントカメラのレンズ部がワイパーの拭き取り範囲に入るように設置します。フロントガラスの黄色線が左右ワイパー上端の軌跡なので、黄色線より下側がフロントカメラレンズ部の設置範囲となります。

ドライブレコーダー本体です。手のひらサイズ(縦53.5mm×横90.5mm×奥行36mm)で、重さは約80gになります。

ドライブレコーダー本体にブラケットを取り付けました。矢印の角度調整ナットを緩めて、ブラケットの取付角度を調整しようとすると、Z軸周りには回転したのですが、X軸周りには嵌合が強くて回転しませんでした。

そこで、KUREドライファストルブの登場です。可動部の動きをよくする速乾性の潤滑スプレーです。

角度調整ボルト&ナットを外して、ブラケットを分解しました。長丸印の軸受の凹凸部と樹脂同士が擦れていた箇所にドライファストルブを吹き付けると動きました。

次に、ドライブレコーダー本体に入れるmicroSDカードを用意します。左側は本製品に同梱されていたmicroSDHCカード(16GB)で、右側は別で購入したmicroSDXCカード(128GB)になります。メーカーは両方ともサンディスク製です。

本体にmicroSDカードを挿入しました。microSDXCカード(128GB)の場合は、約8時間の連続録画ができるようです。

ドライブレコーダー本体とブラケットをフロントガラスに取り付けました。矢印の接続端子にシガーライター電源ケーブルが抜き差しできるよう、天井とブラケットには隙間をあけておきます。

車両前側から見た写真です。ルームミラーの運転席側横辺りに設置できました。フロントカメラのレンズ部もワイパーの拭き取り範囲に入っています。

拡大すると、こんな感じ。車内に違和感なく設置でき、威嚇力を持つアイテムとなりました。ということで、今回はここで終了します。次回は、シガーライター電源ケーブルの配線経路から掲載します。
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