
さて今回は、リヤシートバック(背もたれ部)の後部隔壁からコンソールボックスまでの配線を行っていきたいと思います。前回カメラユニットの電源コードを、トランクルーム後側から後部隔壁まで導いているので、リヤシートを取り外しましょう。尚、リヤシートの取り外しの詳細については、
リヤシートを取り外す(1)をご覧下さい。

リヤシートを取り外しました。丸印の裏側にカメラユニットの電源コードがあるので、黒色の発泡ウレタンシートを剥がして、電源コードを引き込みます。

矢印の開口から電源コードを引き込みました。

カメラユニットの電源コードを、後部隔壁から右後部席床面に下ろしました。電源コードは、ワイヤーハーネス幹線と結束バンドで固定しております。赤色矢印から車両前側は、ワイヤーハーネスがフロアカーペットで見えなくなっているので、丸印のシートベルトスライダー固定ボルト(頭14mm)と車両中央の樹脂クリップを取り外して、フロアカーペットをめくり上げましょう。

フロアカーペットをめくって、矢印のワイヤーハーネスを確認しました。ワイヤーハーネスは、運転席後側の床面を通って車両前方に配線されています。

拡大すると、こんな感じ。ワイヤーハーネスは、白色と黒色の樹脂プロテクターで保護されています。ここで、後からカーオーディオにバックランプ電源を接続する必要があるので、このワイヤーハーネスから、バックランプ電源を取り出しておきたいと思います。バックランプ電源の詳細については、
バックセンサーを取り付ける(3)をご覧下さい。

カーオーディオのバック信号入力線(紫/白色)を、車両のバックランプ電源線(緑/白色)に、丸印の分岐コネクターで接続しました。また、カーオーディオのバック信号入力線は長さが足りなかったので、シフトノブ付近で一旦切断しています。

車両前側から見た写真になります。カメラユニットの電源コードを、右後部席床面からリヤクロスメンバーに沿ってフロアトンネルの上まで配線しました。尚、赤色矢印で中継コード(バックカメラ電源線、アース線)の長さが足りなくなって延長したので、バックカメラ電源線の色は赤色から灰色に変わっています。次は、電源コードをフロアトンネルの上を車両前方に通し、コンソールボックスの下に配線するので、コンソールボックスを取り外しましょう。コンソールボックスの取り外しの詳細については、
キルスイッチを取り付ける(2)をご覧下さい。

コンソールボックスを取り外しました。カメラユニットの電源コードは、長丸印の箇所はフロアカーペットの下を通し、コンソールボックスの下はフロアカーペットの上を通して、カーオーディオまで導きます。

電源コードをフロアカーペットの下に通しました。矢印は、コンソールボックスブラケット(後側)になります。

電源コードをフロアカーペットの上に通しました。丸印の箇所は、電源コードが動かないように、フロアカーペットに裂け目を入れて結束バンドで固定しております。また、電源コードがコンソールボックスブラケット(前側、後側)と近い箇所には、黄色矢印のコルゲートチューブを被せました。尚、赤色矢印でカーオーディオのバック信号入力線を延長したので、バック信号入力線の色は紫/白色から橙色に変わっています。ということで、今回はここで終了します。次回は、カメラユニットの電源コードとカーオーディオの接続から掲載します。
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