
以前、
バッテリーを交換する(1)において、バッテリートレーの樹脂が経年劣化していたのですが、いずれ交換しようと思い放置していました。そんな時、走行後にバッテリー本体を見ると、位置が少しずれていることがよくあったので、この位置ずれの改善も兼ねて、バッテリートレーを交換したいと思います。

バッテリー本体の下にある、矢印の白い物体がバッテリートレーです。それでは、バッテリートレーを取り外しましょう。

先ず、バッテリー端子からバッテリーターミナルを外します。そして、丸印の六角ナット(頭10mm)を外して、バッテリーステーを外します。

バッテリーターミナルとバッテリーステーを外しました。次に、バッテリー本体を取り出します。

バッテリー本体を取り出しました。最後に、バッテリートレーを取ります。

バッテリートレーを取りました。丸印の3つの穴が、バッテリートレー裏側の突起部(3箇所)に合うようになっています。

写真は、バッテリートレー裏側です。丸印の突起部(3箇所)は、直径約11mmで高さ約6mmありました。全体的に樹脂が劣化しており、部分的に変形もしています。

新しいバッテリートレーを用意しました。品番は24428-50A00になります。

新しいバッテリートレーの表側です。内形寸法を実測すると、縦134mm×横194mm×高さ10mmで、材質はPP(ポリプロピレン)と刻印されていました。

新旧2つのバッテリートレーを並べてみました。左側が新しいバッテリートレー、右側が古いバッテリートレーです。製品の形状は同じですが、色が白色から黒色に変更しています。

新しいバッテリートレーにバッテリー本体を置いてみました。中心合わせで置くと、バッテリー本体(下側)の外形寸法が縦118mm×横178mmなので、全周に約8mmの隙間ができました。おそらく、この隙間がバッテリー本体の位置ずれの原因だと思われるので、隙間を緩衝材で埋めましょう。

隙間テープ(粘着剤付き緩衝材)の登場です。大きさは幅15mm×厚さ8mmで、材質はEVA樹脂になります。

バッテリー本体の下側全面に、隙間テープ(長さは縦90mm、横160mm)を貼り付けました。これにより、バッテリー本体とバッテリートレーの位置ずれは解消できると思います。

新しいバッテリートレーを置きました。

後は、逆順で取り付けて作業完了です。これで、バッテリー本体の位置ずれがなくなり、バッテリートレーを新しく交換できました。
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