
さて今回は、ステアリングボスにアース線を取り付けていきたいと思います。ステアリングボス内側を見ると、アース線を取り付けれそうな場所がないので、右斜め上か左斜め下のステアリングボス開口から、アース線を外に出して取り付けます。現在、右斜め上の開口はホーン配線を通しているので、アース線は左斜め下の開口を通します。

左斜め下の開口の拡大写真です。ここからアース線を外に出して、ステアリングボス外側のフランジへ導きます。

助手席側から見たステアリングボス外側の下部です。矢印は、左斜め下の開口になります。ステアリングボスのフランジには、モモ用貫通ネジ穴のピッチ間に未使用のナルディ用貫通ネジ穴があるので、それを利用してアース用ボルトを取り付けます。試しに、開口から一番近いナルディ用貫通ネジ穴に、六角穴付きキャップボルト(M5×10@0.8)を締め込んでみました。キャップボルト頭の外径は8.5mmですが、フランジ面にギリギリ収まりました。

キャップボルトで固定する丸端子を用意しました。外径8.0mm、内径5.3mmなので、キャップボルト頭に収まります。

他方、アース線のホーンボタン側に接続するファストン端子(メス)も用意します。

2つの端子をカシメてアース線を作りました。上側がステアリングボスのフランジに接続する丸端子で、下側がホーンボタンのファストン端子(オス)に接続するメス端子です。メス端子には絶縁スリーブを被せておきます。

ホーンボタンの各端子に、ホーン配線とアース線を接続しました。次に、これを車両に取り付けます。

車両にホーン配線とアース線を接続しました。

アース線をフランジに取り付けた写真です。六角レンチが入らなかったので、キャップボルトの平目ローレットをラジオペンチで掴みながら締めました。

後はホーンボタンを取り付けて作業完了です。これで、確実にホーン音が鳴るようになりました。
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