参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。1993年式のHCR32タイプM(5速MT/ABSなし)に乗っています。

   

バッテリーにアーシングケーブルを取り付ける


約20年前から、バッテリーにアーシングケーブルを取り付けていたのですが、約3年前キルスイッチを取り付ける際に、アーシングケーブルがあるとキルスイッチが使えないので取り外しました。その後、仕様変更でキルスイッチは一旦使わないようになり、純正アースケーブル1本に戻しています。写真の矢印が純正アースケーブルで、丸印がボディアース取付部になります。しかし最近、バッテリーの容量を大きくしたこともあり、純正アースケーブル1本だけで、ケーブル容量が足りているのか疑問に感じています。そこで今回は、以前のようにバッテリーにアーシングケーブルを取り付けてみたいと思います。



ボディアース取付部の拡大写真です。黄色矢印がバッテリー側の純正アースケーブルで、赤色矢印がエンジンブロック側の純正アースケーブルになります。これらをカシメている取付金具は、丸印のアースボルトで固定されています。



アースボルトを取り外しました。丸印がアースボルトの取付穴です。取付穴の左側に、他のアース線の丸端子、純正アースケーブルの取付金具が見えています。



写真は、取り外したアースボルト(M6×12@1.0)です。アースボルトはねじ山の一部をめねじと大きく接触するよう変形させ、相手部材の塗装膜を剥がしながら締め付けることにより、電気の導通を確保しています。



新しくバッテリーに取り付けるアーシングケーブルを用意しました。写真は、エーモン製の純正交換用アースケーブルです。ケーブル寸法は、15sq(外径7.2mm)の長さ600mmで、片端にφ8mm丸端子が付いています。アーシングケーブルに必要な長さを測ると、丸端子の穴中心から370mmだったので、不要なケーブル230mmを切断します。



φ8mm丸端子の拡大写真です。黒色の絶縁カバーを横にずらすと、筒部(バレル)中央に四角い圧着痕が見えています。こちらの丸端子は、バッテリーターミナル側に接続します。次に、ボディアース側に接続する丸端子を作製しましょう。



φ6mm丸端子(14sq用)と絶縁キャップ(14sq用)を用意しました。アーシングケーブルに丸端子をカシメます。



圧着工具は、アイウィス(IWISS)製の「IWS-16」を使用しました。裸圧着端子(1.25sq~16.0sq)に対応しています。



アーシングケーブルにφ6mm丸端子をカシメました。左側がφ8mm丸端子(バッテリーターミナル側)で、右側がφ6mm丸端子(ボディアース側)になります。



φ6mm丸端子の拡大写真です。筒部(バレル)中央に四角い圧着痕が付いています。



φ6mm丸端子の裏側です。矢印に、圧着サイズマーク「14」が見えています。



あと、アースボルトを新しい黄銅製六角ボルト(M6×12@1.0)に交換します。



ボディアース取付部、純正アースケーブルの取付金具、他のアース線の丸端子をサンドペーパーで磨きました。



ボディアース取付部に、矢印の新しいアーシンケーブル(ボディアース側)を取り付けました。



そして、丸印のバッテリーターミナル(マイナス極)に、矢印の新しいアーシンケーブル(バッテリーターミナル側)を取り付けました。



バッテリーにアーシングケーブルを取り付けた後、エンジンを掛けてバッテリー電圧を測定してみました。写真のシガーソケット用電圧計は、エーモン製のボルトメーターです。先ず、シガーソケット用電圧計の測定誤差を確認しておきましょう。シガーソケット用電圧13.7[V]の表示に対して、バッテリー端子を直接テスターで測定すると13.87[V]だったので、シガーソケット用電圧は約0.2[V]低く表示されるようです。以後のバッテリー電圧は、シガーソケット用電圧を示します。次に、アイドリング時のバッテリー電圧を測定しました。左側が冷間始動後のアイドリング時(1200回転)のバッテリー電圧14.1[V]で、右側が1時間走行後のアイドリング時(650回転)のバッテリー電圧13.7[V]になります。このバッテリー電圧の差は、アイドリング回転数の違いによるオルタネーター発電量の差だと思われます。ちなみにネット情報によると、アイドリング時の正常なバッテリー電圧は13.5[V]~14.5[V]とされています。最後に、アイドリング時(650回転)に純正アースケーブル1本だけのバッテリー電圧を測定しました。結果は、アーシングケーブルを取り付けた時と全く同じ13.7[V]でした。これにより、純正アースケーブル1本だけでも電圧降下せず、ケーブル容量が足りていることが分かりました。今回、バッテリーにアーシングケーブルを取り付けたことで、アースケーブルの容量に充分余裕ができ、満足いく仕様になりました。またバッテリー電圧の測定により、現在のバッテリー電圧が正常だと確認できました。

(関連記事)
030-キルスイッチを取り付ける
047-バッテリーを交換する
065-エキマニ遮熱カバーのアーシングケーブルを交換する

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