参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。

   
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リヤブレーキローターを交換する(1)


2ヶ月前に車検があって、リヤブレーキパッドの厚さが2mm以下になっていました。整備記録をみると、今までは車検毎に約1mm減のペースだったのですが、今回は約2.5mm減と磨耗しているため、ブレーキローターの錆劣化が原因と分かりました。そこで、リヤブレーキローターを交換した時の作業内容を掲載したいと思います。



車両左側のリヤブレーキローター拡大写真になります。23年ものなので、錆による腐食でローター表面に多数のくぼみが見られます。



それでは作業に入る前に、シフトをバックに入れて、サイドブレーキを引いておきます。



輪止めに、レンガブロックとタイヤストッパーを用意します。



今回の作業は車両左側ですので、対面右側のタイヤにレンガブロックを置きます。



次に、フロント左側にタイヤストッパーを置きます。



そして、フロント右側にレンガブロックを置きます。



ホイールナットを少し緩めておきます。ちなみにアルミホイールは、エンケイのRP-01です。



ここがリヤ左側のジャッキポイントになります。



拡大すると、こんな感じ。周知のとおり、この位置はあまり強度が高くありません。



よって、通常のジャッキポイントよりも少し車両後方内側になりますが、リヤサスペンションメンバーブラケットに当ててジャッキアップしたいと思います。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤ左側のジャッキアップから掲載します。

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リヤスピーカーを取り外す(3)


さて今回は、リヤスピーカーの分解を行いたいと思います。スピーカーの下部カバーを取り外すと、左から順に130mmウーファー、57mmミッドレンジ、14mmスーパーツイーター、20mmツイーターが配置されています。



130mmウーファー裏側の拡大写真です。



130mmウーファー前側になります。ボイスコイルのリード線が熱劣化していました。



57mmミッドレンジ裏側です。



14mmスーパーツイーターと20mmツイーターの裏側になります。



これを機に、リヤスピーカーを取り付けないでおこうと考えました。しかし、この状態では見栄えが悪いので、取り付け穴を塞ぎたいと思います。



自動車内装用の黒っぽい布地があったので、これを貼り付けます。



強力に接着する両面テープを用意します。



布地の裏面外周部に、両面テープを貼り付けます。



布地を取り付け穴の上に置き接着します。これで穴が塞げました。



後は左側も取り付けて作業完了です。これで、リヤスピーカーを取り外すことができました。

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リヤスピーカーを取り外す(2)


さて今回は、リヤスピーカーの取り外しを行いたいと思います。スピーカー本体裏側の取り付け金具を外し、スピーカーを動かそうとしますが、リヤガラスと干渉して取り出せません。仕方なく、リヤシートを取り外すことにしました。作業内容については、リヤシートを取り外す(1)をご覧下さい。



リヤシートを取り外しました。これでスピーカーを取り外すことができます。



スピーカーを取り外すと、大きな取り付け穴が現れました。



左右のリヤスピーカーを取り外しました。何か殺風景な感じがします。



右スピーカー上面の写真です。



こちらは正面になります。



裏面にはシャフトが付いており、このシャフトが邪魔をしてスピーカーが動かせなかったようです。ちなみに、シャフトは回すと簡単に外れるため、リヤシートを取り外す必要はありませんでした。



裏面の金具を外しました。



シャフトが付いている金具です。シャフトを緩めると左右に動かすことができます。



家庭用オーディオコンポに接続しました。やはり、スピーカーからは音があまり聞こえませんでした。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤスピーカーの分解から掲載します。

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リヤスピーカーを取り外す(1)


最近車内で音楽を聴いていると、リヤスピーカーの音量がやけに小さいと思い、カーステレオの前後スピーカーの音量バランス(フェーダー:FADER)を確認しました。「FAD:0」に合わせると、前後スピーカーの音量は同じになるはずですが、やはり、リヤスピーカーからはあまり音が出ていないようです。ちなみに、カーステレオはカロッツェリアのDEH-P055で、その下に見えているのは、アペックスのSUPER-AFCです。



前後スピーカーの音量バランス(FAD)は、「F15~0~R15」の設定範囲で微妙な調節ができ、「FAD:F15」に合わせると、フロントスピーカーの音だけが出て、リヤスピーカーの音は出なくなります。



逆に、「FAD:R15」に合わせると、リヤスピーカーの音だけが出て、フロントスピーカーの音は出なくなるのですが、リヤスピーカーからは微かにかすれたような高音が聞こえてくるだけでした。



これがリヤスピーカーで、カロッツェリアのTS-X380になります。使用期間が10年を超える代物なので、故障はやむを得ないと思いますが、念のため、リヤスピーカーを取り外して家庭用オーディオコンポに接続し、スピーカー本体の不具合を確認したいと思います。



リヤスピーカーは、リヤパーセルシェルフ(リヤシートバック後方の仕切り棚)に設置していますので、トランクを開けて、リヤスピーカーの取り外し準備をします。



トランク内の車両右側の上面には、写真中央部にハイキャスコントロールユニット、その右側にリヤスピーカーが見えています。ちなみに、ハイキャスコントロールユニットの上の黒い電子部品は、東名パワード製のハイキャスロックⅡです。



リヤスピーカーは、リヤパーセルシェルフと取り付け金具で固定されています。スピーカー本体を室内側から取り外すため、配線を束ねておきます。



これは、室内側から見たリヤスピーカーです。



車両右側の拡大写真になります。



そして、車両左側です。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤスピーカーの取り外しから掲載します。

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リヤシートを取り外す(4)


さて今回は、リヤシートバック(背もたれ部)の詳細を見ていきたいと思います。これは、前回に取り外したリヤシートバックの全体写真です。



後部隔壁とボルト固定されていた、車両右側のU字フックの拡大写真になります。



こちらは、車両左側です。



リヤシートバック裏側の全体写真です。クッション材の黄色いウレタンが見えています。



左側の拡大写真になります。



中央部です。



そして、右側になります。



これは、左側のU字フックの拡大写真です。



こちらは、右側になります。



後は逆順で取り付けて作業完了です。これで、リヤシートを取り外す際の作業内容を確認することができました。

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リヤシートを取り外す(3)


さて今回は、リヤシートバック(背もたれ部)の取り外しと後部隔壁の詳細を見ていきたいと思います。リヤシートバックは、上側を後部隔壁のフックに引っ掛けて、下側をボルトで固定するようになっているので、先ず下側のボルトを外します。



車両右側のU字フックの固定箇所です。頭10mmの六角ボルトを外します。



こちらは、車両左側になります。



車両右側の六角ボルトを外しました。



同様に、車両左側も外します。



リヤシートバックを少し上に持ち上げて、後部隔壁のフックから外します。後部隔壁にフックが3箇所見えています。



次に、後部隔壁の詳細を見ていきたいと思います。これは、後部隔壁の全体写真になります。中央部には、大きなバッテンの補強リブが施されています。



車両右側の拡大写真になります。写真の左側には、リヤへ向かうワイヤーハーネス幹線とトランク&フューエルリッドケーブルが見えています。



中央部です。



そして、車両左側になります。写真の右側には、リヤへ向かうウォッシャーホースが見えています。



車両右側のフックの拡大写真になります。



中央部です。



最後に、車両左側になります。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤシートバック(背もたれ部)の詳細について掲載します。

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リヤシートを取り外す(2)


さて今回は、リヤシートクッション(座面部)直下の車台床面の構造とリヤシートクッションの詳細を見ていきたいと思います。これは、車両右側の車台床面になります。写真の下部中央からは、リヤへ向かうワイヤーハーネス幹線が配索されており、また下部左側からは、トランク&フューエルリッドケーブルが見えています。



フロアカーペットをめくると、ワイヤーハーネスは白い樹脂プロテクターで保護されていました。



車両中央部の車台床面です。プロペラシャフトの直上が盛り上がっています。



車両左側の車台床面になります。写真の下部中央からは、リヤへ向かうウォッシャーホースが見えています。



これは、前回に取り外したリヤシートクッションの全体写真です。



裏側は、こんな感じ。クッション材の黄色いウレタンが見えています。



左側の拡大写真になります。



中央部です。



そして、右側になります。



これは、車台床面と嵌合していた左側フックの拡大写真です。



こちらは、右側フックになります。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤシートバック(背もたれ部)の取り外しと後部隔壁の詳細について掲載します。

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リヤシートを取り外す(1)


先日、リヤスピーカーを取り外す際に、リヤシートを取り外しましたので、その時の作業内容を掲載したいと思います。



リヤシートクッション(座面部)は、車台床面と左右2箇所のフックで嵌合しているので、この部分を外します。



こちらは、車両左側の嵌合箇所になります。車台床面とリヤシートクッションの間に手を入れて、リヤシートクッションを上方向に力一杯持ち上げますが、全く外れる気配がありません。



そこで、バールの登場です。エーモン製のタイヤレバー360mm(T767)になります。



バールを車台床面とリヤシートクッションの間に挟み込み、てこの原理でリヤシートクッションを持ち上げます。



すると、ゴツンと音がして車台床面からフックが外れました。



フックの拡大写真です。同様に、車両右側のフックも外します。



これは、車台床面のフック嵌合箇所の写真です。



拡大すると、こんな感じ。これがフックを引っ掛けていた爪の付いた穴(樹脂ホルダー)になります。



最後に、リヤシートクッションを車両前方にスライドさせて取り外します。



リヤシートクッションを取り外しました。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤシートクッション下の車台床面の構造とリヤシートクッション(座面部)の詳細について掲載します。

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スパイラルケーブルを補修する(6)


さて今回は、スパイラルケーブルの補修が終わったということで、ステアリングの組み付けを行いたいと思います。その前に、これまでに分解したスパイラルケーブルユニットを組み立てて行きます。左側が外側カバーで、右側がスパイラルケーブル本体になります。



外側カバーとスパイラルケーブル本体は、内部で常に擦れる状態となるので、樹脂同士が接触する外側カバーの内周部にグリスを塗布しておきます。



外側カバーにスパイラルケーブル本体を取り付けました。



スパイラルケーブルユニットを車体側のコネクターと結合した後、ステアリングシャフトにグリスを塗布しておきます。



テレスコ機構により、ステアリングシャフトを前後に動かしながらグリスをなじませます。



次に、ステアリングシャフトのスプライン軸にグリスを塗布しておきます。



これは、今回使用したグリス(ウレアグリース)になります。



最後に、ステアリングをシャフトに取り付けます。



拡大すると、こんな感じ。ステアリングボスの上側リブとステアリングシャフトの合いマークが一致するようにします。



後は逆順で取り付けて作業完了です。これで、ハンドルはもの凄く軽くなり、ガリゴリ音も無くなり、ホーンも鳴るようになりました。

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スパイラルケーブルを補修する(5)


さて今回は、スパイラルケーブルの補修を行いたいと思います。これは、前回に取り外したスパイラルケーブル(リング状金属板)です。元々、並んでいる金属板同士の絶縁は黒色の樹脂だったようですが、写真ではほどんど欠落した状態になっています。(分解中、欠落した樹脂がたくさん出てきました)次に、上側の金属板と下側の樹脂部品を分離します。



左側がスパイラルケーブルで、右側がスパイラルケーブル本体カバーです。



スパイラルケーブル(裏側)の写真です。下側には、ホーンボタンからくる黒の配線との接続部が見えています。



これは、スパイラルケーブル本体カバー(裏側)の写真になります。これで分解できる部品はすべてなので、今回の不具合の原因を考えたいと思います。一つ目の「ハンドルをいっぱいまで切っていくと、ステアリングコラム付近からガリゴリ音が鳴っていた」というのは、スパイラルケーブル(リング状金属板)を絶縁していた黒色樹脂の劣化によって、ハンドルを回すと欠落した樹脂とリング状金属板が干渉して異音を発生していたと思われます。二つ目の「ホーンボタンを押してもホーンが鳴らなくなった」というのは、スパイラルケーブルと接触する接点先端部に剥がれ跡があったので、接点先端部の欠損による接触不良が原因だと思われます。



次に、スパイラルケーブルの補修をしていきたいと思います。はじめに、スパイラルケーブル内部に欠落した樹脂が散乱しているので掃除します。そして、接点と接触するスパイラルケーブルの外側リングを、接点が当たり易いように浮かせて曲げます。(外側リングだけ接点側に近づいた状態になります)



欠損した接点先端部にはんだ付けをします。



これは、接点が付いている状態を横から見た写真になります。部品を実際に組み付けてみて、下側のリング状金属板が回転した時にも、接点により常に導通が保たれているかを確認します。ということで、今回はここで終了します。次回はステアリングの組み付けについて掲載します。

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主な仕様

AIRINX_B_Type(TRUST)
GT L.S.D. Pro TT model(nismo)
street_ZERO(CUSCO)
クラッチ(BNR32用)
フューエルポンプ(nismo)
強化タイミングベルト(nismo)
N1_evolution_MUFFLER(Apexi)
SUPER_CATALYZER(Apexi)
フロントパイプ(豊和菅)
スリットローターSD(DIXCEL)
ピロテンションロッド(CUSCO)
フロントタワーバー(nismo)
リヤスタビライザー(BNR32用)
リヤタワーバー(CUSCO)
リヤトライアングル(CUSCO)
VREC-DH300D(CARROZZERIA)
FH-6500DVD(CARROZZERIA)
MVH-5400(CARROZZERIA)
DEH-P055(CARROZZERIA)
TS-X380(CARROZZERIA)
GReddy_B-specⅡ(TRUST)
SUPER-AFC(Apexi)
φ350_COMMAND 2(momo)
φ350_ピロータ(momo)
ハイキャスロックⅡ(TOMEI)
フロントバンパー(BNR32用)
フロントグリル(BNR32用)
ボンネット(BNR32用)
リヤウイング(BNR32用)
角目ヘッドライト(R32系)
RP-01(ENKEI)
→17×7.5JJ+32_17×8JJ+38
DIREZZA DZ102(DANLOP)
→215/45R17_235/45R17

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