
以前、
ウイングに溜まった水を抜く(2)で、ウイング取り付けナットを外している時に、ナットをトランク作業穴に落としてしまい、取れなくなってしまいました。そこで仕方なく、トランクリッドを取り外してナットを救出することにしました。それでは、インナーパネルの中央部から詳細を見ていきたいと思います。

トランクリッドロック部の周辺写真になります。ロック部からハーネスが出て、右側のコネクターと接続しているのが見えます。トランクリッドをヒンジから外すには、このハーネスを取り外す必要があります。

ロック部の拡大写真です。ロック部のハーネスは取り外すことが出来ませんでした。右側のコネクター接続部を取り外すことにしました。

コネクター接続部の写真になります。コネクターにはスルークリップが付いており、インナーパネルと固定されています。

トランクリッドロック部からヒンジ部にかけてのハーネスの経路写真になります。コネクター接続部からインナーパネル内側に入り、裏骨(インナーリブ)を通って、ヒンジ部近くでインナーパネル外側に出てきています。

コネクター接続部を取り外して、ハーネスを引っ張り出しました。裏骨部にクリップが2箇所見えています。

左側ヒンジ部の写真です。上下2本のボルトで固定されています。

こちらは、右側ヒンジ部になります。左側と同様、上下2本のボルトで固定されています。裏骨部のクリップは取り外しておきます。

次に、左側ヒンジ部の下側のボルトを外します。この状態でも、トランクリッドとヒンジはしっかり固定されていました。

そして、右側ヒンジ部の下側のボルトを外します。ということで、今回はここで終了します。次回はトランクリッドの取り外しから掲載します。
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