参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。

   
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カップリングファンを交換する(2)


さて今回は、カップリングファンの詳細を見ていきたいと思います。写真は、交換するカップリングファンの前側になります。ファンの外径は420mmで羽根は8枚です。



前側中央部の拡大写真です。ど真ん中には渦巻き状のバイメタルが見えています。周辺温度が高くなるに応じて、3段階にファンの回転数が上がっていきます。



前側を横から見ると、こんな感じ。



こちらは、カップリングファンの後側でウォーターポンププーリーと固定する方です。



後側中央部の拡大写真になります。



後側を横から見た写真です。



カップリングファンを取り付ける前の状態です。ファンがなかったら、結構な空間があるように見えます。



カップリングファンを取り付けました。



エンジンを掛けてファンをビュンビュン回してみます。羽根がガタつくこともなく、特に問題なさそうです。



これで、走行中にカップリングファンの羽根が折れるといった心配もなく、安心して車に乗ることが出来るようになりました。

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カップリングファンを交換する(1)


以前から、走行中にカップリングファンの羽根が折れてしまったら、えらい事になるんじゃないかと気にはなっていたのですが、先延ばし先延ばしで今日に至り、ようやく交換する運びとなりました。そこで、カップリングファンを交換した時の作業内容を掲載したいと思います。尚、本来はカップリングファンを覆っているラジエーターシュラウドがあるのですが、9年前に撤去しております。



ファンの拡大写真になります。23年ものなので、羽根の根元に多数のひび割れが見られます。



カップリングファンはウォーターポンププーリーに固定されています。



ウォーターポンププーリーの拡大写真です。頭10mmの六角ナットを4個外します。ワッシャーは下に落とさないように気をつけます。



見えない場所にある1個のナットは、クランキング(一瞬エンジンを掛けてすぐ切る)して、作業できる位置に回転させて外します。



4個のナットとワッシャーを外しました。



取り外したナットとワッシャーです。



カップリングファンを取り外しました。ウォーターポンププーリーの左下にはオルタネータープーリー、右下にはクランクプーリーが見えています。



左側が交換するカップリングファン(中古品)で、右側が取り外したカップリングファンになります。同じ品番のものなので形状は変化ありませんが、左側の方が新しいので右側より白く輝いて見えます。ということで、今回はここで終了します。次回は、カップリングファンの詳細について掲載します。

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リヤブレーキローターを交換する(6)


さて今回は、ブレーキローターとブレーキパッドの組み付けを見ていきたいと思います。ブレーキピストンを押し戻す工具としてウォーターポンププライヤーを用意します。



ピストンブーツを傷めないよう注意しながら、ウォーターポンププライヤーでピストンを完全に押し戻します。



ブレーキマスターシリンダーリザーバータンクの液量を見ると、もう少しで溢れそうになっていました。



ブレーキフルードが適量になるまでスプーンですくい出します。



交換するブレーキローターを取り付けます。



キャリパーを固定ボルトで取り付けます。



交換するブレーキパッドは、ニスモのS-tune 44060-RN11Pです。



写真は、ブレーキパッドの外側になります。上のパッドの右下には、パッドセンサーが付いています。



パッドの内側です。パッド厚さは8mm~10mmありました。



ブレーキパッドを取り付けます。パッドセンサーの付いている方がインナー(車両内側)になります。



クリップ・パッドピン・クロススプリングを取り付けます。



ブレーキローターの全体写真です。交換前の写真はこちらになります。



あとは、タイヤを取り付けて作業完了です。



最後にエンジンを掛けて、ブレーキペダルを数回踏み、ブレーキマスターシリンダーリザーバータンクの液量を見ておきます。



交換作業後、近所を少し走らせた時のリヤブレーキローターの拡大写真になります。交換前の写真と比較すると、ローター表面の差は歴然としており、これでブレーキパッドの磨耗も通常並に抑えられると思われます。尚、交換直後はブレーキパッドとブレーキローターに馴染み(当り)が出ていないため、無理なブレーキングは控え、一般道で300km~1000kmの慣らし運転をしましょう。

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リヤブレーキローターを交換する(5)


さて今回は、前回取り外した純正ブレーキローターと交換するブレーキローターを見ていきたいと思います。写真は、純正ブレーキローターの外側になります。錆による腐食でローター表面に多数のくぼみがありました。ちなみに、重量は約6.8kgでした。



一方、ローターの内側は、外側に比べると錆はなく綺麗な状態を保っていました。パッド厚さの確認で、インナーの磨耗は普通で、アウターの磨耗が大きいかったことと一致しており納得できます。



ローターの側面は錆でひどい状態になっていました。



交換するブレーキローターは、ディクセル製のPD Typeになります。形状は純正と同じで、防錆コーティングが施されています。



写真は、交換ブレーキローターの外側です。重量は純正と同じ約6.8kgでした。



ローターの内側になります。



そして、ローターの側面です。



あと、交換ブレーキローターを取り付ける前に、ゴム製パーツの硬化やひび割れ保護のため、KUREラバープロテクタントをブレーキホース・パーキングブレーキケーブル・ピストンブーツに吹き付けます。



ブレーキホース(上側)とパーキングブレーキケーブル(下側)に吹き付けました。



ピストンブーツにも吹き付けます。ということで、今回はここで終了します。次回は、ブレーキローターとブレーキパッドの組み付けについて掲載します。

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リヤブレーキローターを交換する(4)


さて今回は、リヤ左側のブレーキローターの取り外しまでを見ていきたいと思います。写真は、車両上側から見たキャリパーになります。キャリパーを固定している頭17mmの六角ボルトを外します。しかし、いくら頑張っても固くて回りません。



CRC(KURE 5-56)の登場です。キャリパー固定ボルトに、しっかり吹きつけて浸透させると外れました。



こちらは、車両下側から見たキャリパーです。同様に、キャリパー固定ボルトを外します。



これが、取り外した六角ボルトになります。



取り外したキャリパーは、ロアアーム(Aアーム)の上に乗せておきます。



次に、ブレーキローターを取り外すのですが、サイドブレーキを引いた状態だと、ブレーキシューがドラム部を押し付けていて外れないので、サイドブレーキを解除します。



ブレーキローターを取り外します。しかし、いくら引っ張っても叩いても外れません。



そこで、六角ボルト(M8×25@1.25)を用意します。



サービスホールに六角ボルトを2本締め込みます。



すると、ブレーキローターを取り外すことができました。ということで、今回はここで終了します。次回は、取り外した純正ブレーキローターと交換するブレーキローターの詳細を掲載します。

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リヤブレーキローターを交換する(3)


さて今回は、リヤ左側のブレーキパッドの取り外しまでを見ていきたいと思います。その前に、前回リヤ左側をジャッキアップしたことで、対面右側のタイヤが浮いてしまいました。



車両内側から見ると、こんな感じ。これでは、シフトをバックに入れてもサイドブレーキを引いても、車が動いてしまう状態なので、フロントタイヤには輪止めを置いておきましょう。



ブレーキローターの全体写真です。



ブレーキパッドを外す前に、ブレーキマスターシリンダーリザーバータンクの液量を見ておきます。



ブレーキフルードは充分あるので、少々ピストンが押し出てもエアーが噛む心配はなさそうです。



ブレーキパッドを外す前に、クリップ・パッドピン・クロススプリングを取り外します。



クリップ・パッドピン・クロススプリングを取り外しました。



次に、ブレーキパッドを取り外します。



ブレーキパッドを取り外しました。若干ピストンが押し出てきました。



取り外したパッドの外側になります。シムにはピストンの押し跡が付いています。ちなみにブレーキパッドは、エンドレスのEP231NA-Sです。



パッドの内側になります。パッド厚さは、インナー(車両内側)が4.0mm、アウター(車両外側)が1.8mmで、アウターの磨耗が大きいことが分かりました。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤ左側のブレーキローターの取り外しを掲載します。

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リヤブレーキローターを交換する(2)


さて今回は、リヤ左側のジャッキアップからタイヤの取り外しまでを見ていきたいと思います。写真は、ジャッキを当てるリヤサスペンションメンバーブラケットになります。上方には、通常のジャッキポイントが見えています。



車両前側から見た写真です。この位置なら強度的にも心配なさそうです。



ここで、フロアジャッキの登場です。



ジャッキのサドル部分(車両と接する丸い皿の部分)をリヤサスペンションメンバーブラケットに嵌め込みます。



車両前側から見ると、こんな感じ。ちゃんと嵌っているか目で確認します。



タイヤがある程度地面から離れるまで、ジャッキアップしていきます。



次に、ホイールナットを外します。



そして、タイヤを外します。



外したタイヤは安全のため、フロアサイドフレームの下に入れておきます。



フロアジャッキだけの保持では危険なので、2点目の支持に車載のパンタジャッキを用意します。



リヤサスペンションメンバーの平坦部にジャッキを当てます。



拡大写真になります。これで2点支持になりました。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤ左側のブレーキパッドの取り外しを掲載します。

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リヤブレーキローターを交換する(1)


2ヶ月前に車検があって、リヤブレーキパッドの厚さが2mm以下になっていました。整備記録をみると、今までは車検毎に約1mm減のペースだったのですが、今回は約2.5mm減と磨耗しているため、ブレーキローターの錆劣化が原因と分かりました。そこで、リヤブレーキローターを交換した時の作業内容を掲載したいと思います。



車両左側のリヤブレーキローター拡大写真になります。23年ものなので、錆による腐食でローター表面に多数のくぼみが見られます。



それでは作業に入る前に、シフトをバックに入れて、サイドブレーキを引いておきます。



輪止めに、レンガブロックとタイヤストッパーを用意します。



今回の作業は車両左側ですので、対面右側のタイヤにレンガブロックを置きます。



次に、フロント左側にタイヤストッパーを置きます。



そして、フロント右側にレンガブロックを置きます。



ホイールナットを少し緩めておきます。ちなみにアルミホイールは、エンケイのRP-01です。



ここがリヤ左側のジャッキポイントになります。



拡大すると、こんな感じ。周知のとおり、この位置はあまり強度が高くありません。



よって、通常のジャッキポイントよりも少し車両後方内側になりますが、リヤサスペンションメンバーブラケットに当ててジャッキアップしたいと思います。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤ左側のジャッキアップから掲載します。

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リヤスピーカーを取り外す(3)


さて今回は、リヤスピーカーの分解を行いたいと思います。スピーカーの下部カバーを取り外すと、左から順に130mmウーファー、57mmミッドレンジ、14mmスーパーツイーター、20mmツイーターが配置されています。



130mmウーファー裏側の拡大写真です。



130mmウーファー前側になります。ボイスコイルのリード線が熱劣化していました。



57mmミッドレンジ裏側です。



14mmスーパーツイーターと20mmツイーターの裏側になります。



これを機に、リヤスピーカーを取り付けないでおこうと考えました。しかし、この状態では見栄えが悪いので、取り付け穴を塞ぎたいと思います。



自動車内装用の黒っぽい布地があったので、これを貼り付けます。



強力に接着する両面テープを用意します。



布地の裏面外周部に、両面テープを貼り付けます。



布地を取り付け穴の上に置き接着します。これで穴が塞げました。



後は左側も取り付けて作業完了です。これで、リヤスピーカーを取り外すことができました。

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リヤスピーカーを取り外す(2)


さて今回は、リヤスピーカーの取り外しを行いたいと思います。スピーカー本体裏側の取り付け金具を外し、スピーカーを動かそうとしますが、リヤガラスと干渉して取り出せません。仕方なく、リヤシートを取り外すことにしました。作業内容については、リヤシートを取り外す(1)をご覧下さい。



リヤシートを取り外しました。これでスピーカーを取り外すことができます。



スピーカーを取り外すと、大きな取り付け穴が現れました。



左右のリヤスピーカーを取り外しました。何か殺風景な感じがします。



右スピーカー上面の写真です。



こちらは正面になります。



裏面にはシャフトが付いており、このシャフトが邪魔をしてスピーカーが動かせなかったようです。ちなみに、シャフトは回すと簡単に外れるため、リヤシートを取り外す必要はありませんでした。



裏面の金具を外しました。



シャフトが付いている金具です。シャフトを緩めると左右に動かすことができます。



家庭用オーディオコンポに接続しました。やはり、スピーカーからは音があまり聞こえませんでした。ということで、今回はここで終了します。次回は、リヤスピーカーの分解から掲載します。

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主な仕様

AIRINX_B_Type(TRUST)
GT L.S.D. Pro TT model(nismo)
street_ZERO(CUSCO)
クラッチ(BNR32用)
フューエルポンプ(nismo)
強化タイミングベルト(nismo)
N1_evolution_MUFFLER(Apexi)
SUPER_CATALYZER(Apexi)
フロントパイプ(豊和菅)
スリットローターSD(DIXCEL)
ピロテンションロッド(CUSCO)
フロントタワーバー(nismo)
リヤスタビライザー(BNR32用)
リヤタワーバー(CUSCO)
リヤトライアングル(CUSCO)
VREC-DH300D(CARROZZERIA)
FH-6500DVD(CARROZZERIA)
MVH-5400(CARROZZERIA)
DEH-P055(CARROZZERIA)
TS-X380(CARROZZERIA)
GReddy_B-specⅡ(TRUST)
SUPER-AFC(Apexi)
φ350_COMMAND 2(momo)
φ350_ピロータ(momo)
ハイキャスロックⅡ(TOMEI)
フロントバンパー(BNR32用)
フロントグリル(BNR32用)
ボンネット(BNR32用)
リヤウイング(BNR32用)
角目ヘッドライト(R32系)
RP-01(ENKEI)
→17×7.5JJ+32_17×8JJ+38
DIREZZA DZ102(DANLOP)
→215/45R17_235/45R17

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