参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。

   
メニュー「参弐研究室」の記事一覧

中央エアコン吹出口を補修する(2)


さて今回は、前回破損した垂直羽根の連結部品の製作を行いたいと思います。写真は、吹出口本体に垂直羽根を置いた状態です。先ず、左右中央の垂直羽根下軸付近にあった部品が壊れていたので、ゴムシートで新しく作りました。



このゴムの外形寸法は、縦7mm×横7mm×厚さ3mmで、中央部は縦4mm×横4mmで切り抜きました。おそらくこの部品は、垂直羽根を左右に動かした時に、動かした位置で止まるようにする抵抗のようなものと思われます。



次は、垂直羽根の連結部品の製作です。写真は、折れた連結部品の大きいものを寄せ集めたものになります。これを計測すると、板厚が2mmで、中央部左寄りに縦5mm×横3mmの切欠きがあり、16mmピッチで直径約2mmの穴があることが分かりました。



垂直羽根の下側部分を拡大しました。矢印が垂直羽根の連結軸で、ここに連結部品の穴を嵌め込むことになります。



連結部品を製作する材料は、家の中に転がっていた結束バンド(幅7.2mm、厚さ約1.6mm)を使いました。材質はナイロン66なので、ポキッと折れずに加工しやすそうです。結束バンドの表面に尖った工具で連結部品の形状をケガキして、穴を5箇所あけ、マイクロニッパーでチョキチョキ切っていきます。



ちなみに、マイクロニッパーはエンジニア製のNS-04です。



垂直羽根の連結部品が出来ました。中央部左寄りにある切欠きには、水平羽根に付いている風向調整ツマミの凸部が入ります。



風向調整ツマミを左側から見た写真です。矢印の扇形の凸部が、垂直羽根の連結部品の切欠きに入り、垂直羽根を左右に動かすようになっています。



左右5枚の垂直羽根の連結軸を、連結部品の穴に嵌め込みました。穴の大きさは最初に直径2mmであけ、連結軸がいい感じに嵌るまで広げました。



そして、垂直羽根が連結したものを吹出口本体に置きました。ここで、垂直羽根が正常に動くか確認しておきましょう。写真は、垂直羽根を左側に動かした状態です。



こちらは、右側に動かしました。左右とも垂直羽根は連結部品に干渉せず、最後まで動きました。ということで、今回はここで終了します。次回は、水平羽根の連結部品の製作について掲載します。

拍手[0回]

中央エアコン吹出口を補修する(1)


中央にあるエアコン吹出口(右側)の水平羽根2枚が、矢印の風向調整ツマミを上下させても、全く動かない状態になってしまいました。これは、水平羽根(5枚)を連結している部品の破損が原因なので、取り外して補修したいと思います。それでは、エアコン吹出口を取り外しましょう。



エアコン吹出口の拡大写真です。以前、左側エアコン吹出口を補修する(1)で、エアコン吹出口を取り外す時、吹出口内部の下爪を浮かせる必要があると思い、爪を2つ折ってから吹出口を取り外しました。今回は下爪のことは無視して、丸印の吹出口とダッシュボードの隙間に、マイナスドライバーを差し込んで取り外します。



エアコン吹出口を取り外しました。矢印の4箇所が吹出口上面の上爪になります。



吹出口を外したら、こんな感じ。そして奥には、黒色のエアコンダクトが見えています。



これが、取り外したエアコン吹出口です。約30年ものですが、外観は程度の良い状態を保っています。



エアコン吹出口の分解は、上面と下面に各4つの爪があるので、これをマイナスドライバーで外します。写真の丸印が、上面にある爪4つです。



こちらは、下面の爪4つになります。



参考までに、矢印の風量調整板を全開した時の写真です。



エアコン吹出口の分解作業中、水平羽根と垂直羽根の連結部品がかなり脆くて折れてしまいました。写真は、折れた連結部品の大きいものを寄せ集めたものです。上側が水平羽根の連結部品、下側が垂直羽根の連結部品になります。見ての通りボロボロなので、あとで新しく作り直すことにします。



そして8つの爪を外して、エアコン吹出口を分解しました。上から吹出口本体、前カバー、垂直羽根(左右各5枚)、水平羽根(左右5枚)で構成されています。ということで、今回はここで終了します。次回は、垂直羽根の連結部品の製作について掲載します。

拍手[0回]

ドアミラーを再塗装する


約10年前に運転席側のドアミラーを塗装したのですが、最近また剥げが目立ってきたのでタッチアップペン(ニッサン用KH2、N-44)を塗ったところ、ドアミラー全体の塗装が色あせていたので色が合わず、少し見苦しくなってしまいました。丁度そんな時、フロントスピーカーを交換していて、その時にドア内張りを外すので、ついでにドアミラーも外して再塗装しようと思います。それでは、ドアミラーを取り外して塗装の準備をしていきましょう。



ドア内張りとドアミラー取付部に付いている黒い三角形のコーナーカバーを外しました。そして、矢印のドアミラーコネクタと、丸印の六角ボルト(頭10mm)を3本外して、ドアミラーを取り外します。尚、ドアミラー取り外しの詳細については、ドアミラーを塗装する(1)、ドア内張り取り外しの詳細については、ドアミラーを塗装する(2)をご覧下さい。



ドアミラーを取り外しました。水を流しながら、ドアミラーの表面が滑らかになるまで耐水ペーパー(600番)で磨いていると、写真のような剥げ具合になりました。



後側のミラーなど、塗装の必要がない箇所にマスキングをしました。



トランクルーム内に段ボールを置いて、簡易塗装ブースを作りました。



ここで、ボデーペンの登場です。約10年前に塗装した時には、ボカシ剤(下塗り剤)とクリアーを使わなかったため、塗装の色あせや剥げが早く進行したように思われます。そこで今回は、ボカシ剤とクリアーを使って、ガンメタのボデーペン(ニッサン用KH2、N-253)で塗装します。



塗装の手順は、最初にボカシ剤を1回塗って2分乾燥後、ガンメタを1回塗って10分乾燥を10回繰り返した後(10回目は2分乾燥)、クリアーを1回塗って10分乾燥を4回繰り返した後(4回目は2分乾燥)、最後にボカシ剤を1回塗って1~2時間乾燥させました。



段ボールからドアミラーを取り出して、マスキングを剥がしました。今回はクリアーを塗ったので、ドアミラーの表面にかなり艶が出ています。



後側の写真です。



後は、ドアミラーを取り付けて作業完了です。塗装前と比較すると、ドアミラーの色むらがなくなり艶も出て、満足いく仕上がりになりました。

拍手[0回]

フロントスピーカーを交換する(2)


さて今回は、運転席側のスピーカーを取り付けた後、助手席側のスピーカーの交換を行っていきたいと思います。写真は、新しいスピーカーに付属していた変換コネクターです。前回、古いスピーカー背面に接続していた配線コードが劣化していたので、これと交換しておきます。赤色矢印は車両側に接続するので、コネクタハウジングを外してタブ端子にしました。そして黄色矢印は、スピーカー側に接続する端子になります。



配線コードを車両に接続しました。車両側のリード線はプラス極が茶色で、マイナス極が黒/赤色です。各端子には、上からビニールテープを巻いておきました。



新しいスピーカーの背面です。スピーカー取付部に、矢印の防振パッキン(付属品)を貼り付けました。



スピーカーに配線コードを接続して、バッフルボードに取り付けました。ここで一度、カーオーディオの電源を入れて、正常に音が出るか確認しておきます。後は逆順で、ドア内張りを取り付けて、運転席側のスピーカー交換は完了です。続いて、助手席側のスピーカーを交換していきましょう。



右側のドア内張りと同様に、左側のドア内張りを取り外すのですが、左側のドア内張りは、室内側のパワーウインドースイッチ本体を外さずに、室外側の丸印にパワーウインドースイッチコネクタがあるので、これを外します。



左側のドア内張り(室外側)の拡大写真です。矢印がパワーウインドースイッチ本体で、丸印がパワーウインドースイッチコネクタになります。



左側のドア内張りを取り外しました。右下の丸印がフロントスピーカーです。



取付ネジを外して、スピーカーを取り外しました。運転席側のスピーカーと同様、赤色矢印から黄色矢印までの配線コードは劣化していたので、付属の変換コネクターと交換します。



配線コードを車両とスピーカーに接続しました。車両側のリード線はプラス極が青色で、マイナス極が黒色です。各端子には、上からビニールテープを巻いておきます。そしてスピーカー取付部に、矢印の防振パッキンを貼り付けます。



スピーカーをバッフルボードに取り付けました。ここで一度、カーオーディオの電源を入れて、正常に音が出るか確認しておきます。後は逆順で、ドア内張りを取り付けて、助手席側のスピーカー交換は完了です。



スピーカー交換後は、これまでより中音域がメリハリのある音になったように感じました。車内で音楽を聴くことが多いので、スピーカーが故障する前の予防メンテナンスとして、交換しておいてよかったと思います。

拍手[0回]

フロントスピーカーを交換する(1)


先日エンジンを掛けると、フロントスピーカーの低音域が出なくなり、高音域だけのかすれた小さい音になったことがありました。次の日には正常に戻り、それ以降は問題なく音が出ているのですが、約17年前に取り付けたスピーカーなので、これを機に新しいスピーカーに交換しておこうと思います。



これが、今回取り付けるカロッツェリアのTS-F1640Ⅱです。本製品を選んだのは、16cmコアキシャル2ウェイスピーカーであること、現在のバッフルボードに取付可能なこと、価格が手頃だったことなどです。



箱の中身は、左上段からスピーカー本体、クッション材、防振パッキン、左下段から変換コネクター、接続アダプター、取付ネジ、取扱説明書が入っています。それでは、運転席側のスピーカーから交換していきましょう。



右側のドア内張りを取り外しました。左下の丸印がフロントスピーカーです。現在のスピーカーはカロッツェリアのTS-F1600で、フロントのみの仕様にしております。尚、ドア内張り取り外しの詳細については、ドアミラーを塗装する(2)をご覧下さい。



拡大すると、こんな感じ。スピーカーはバッフルボードに取付ネジ8本で固定されています。



取付ネジを外して、スピーカーを取り外しました。ちなみに、バッフルボードの穴径は直径127mmです。



スピーカー背面に接続していた、黄色矢印の端子を外しました。赤色矢印から黄色矢印までの配線コードは、少し劣化していたので、後で付属の変換コネクターと交換します。



新旧のスピーカーを比較してみました。左側が交換する新しいスピーカー(TS-F1640Ⅱ)で、右側が取り外した古いスピーカー(TS-F1600)になります。ウーファー部の材質やツイーター部の形状は異なっていますが、スピーカー取付部の外観寸法は、ほぼ同じように思われます。



スピーカー背面です。スピーカー本体の高さやスピーカー端子の位置も同じで、特に問題なさそうです。



新しいスピーカーの拡大写真です。



こちらは、古いスピーカーになります。ということで、今回はここで終了します。次回は、運転席側のスピーカーを取り付けた後、助手席側のスピーカーの交換について掲載します。

拍手[0回]

バックカメラを取り付ける(4)


さて今回は、バックカメラの駐車ガイド線を非表示にした後、カーオーディオの駐車ガイド線の調整を行っていきたいと思います。写真は、トランクルーム右側に配線したカメラユニットの電源コードと中継コードの接続箇所(青色のコネクタ)です。カメラユニットの電源コードの配線については、バックカメラを取り付ける(1)をご覧下さい。バックカメラの駐車ガイド線は、矢印のループした電線(紫色)を切断すると非表示にできます。



紫色の電線を切断しました。ちなみに、横に見えている青色の電線は、カメラ映像の正像、鏡像を切り替える電線になります。本製品はバックカメラ用なので、元々カメラ映像は鏡像の仕様になっていますが、フロントカメラ用として使用する場合は、青色の電線を切断して正像に切り替えるようです。次に、カーオーディオの駐車ガイド線の調整を行っていきます。



システム設定の「バックカメラ調整」を入力していきましょう。



取扱説明書を見ると、駐車ガイド線を調整するには、車両後方にマーキングをする必要があります。



青色テープを貼って、車両後方にマーキングしました。



これは、駐車ガイド線を調整する画面です。駐車ガイド線が青色テープに重なるように、四隅にある黒い四角の位置を調整しました。



写真は、今回行った駐車ガイド線の設定値です。左上が「X:←40 Y:↑13」、右上が「X:→0 Y:↑13」、左下が「X:←25 Y:↓0」、右下が「X:→0 Y:↓0」になります。



試しに、駐車ガイド線の赤い点線を後方障害物(鉄骨)に合わせて、リヤバンパー後端と後方障害物との距離を測ってみましょう。今回の駐車ガイド線の設定では、リヤバンパー後端と赤い点線との距離は50cmです。



実測すると約50cmだったので、駐車ガイド線の表示が実際の距離と同じことが分かりました。



近くの駐車場に行って、駐車場の白線にカーオーディオの駐車ガイド線を合わせて駐車してみました。



これが駐車した結果です。車両右側は、駐車場の白線内に収まっていました。



車両左側です。同様に、白線内に収まっています。



最後に車両後側です。丁度良い間隔をあけて駐車できていました。これまでは、バックセンサーのブザー音で後方障害物との距離を感じ取って駐車していたのですが、今後は、バックカメラ映像も見ながら後方確認できるので、駐車時の安全性が高まりました。

拍手[1回]

バックカメラを取り付ける(3)


さて今回は、カメラユニットの電源コードとカーオーディオの接続から行っていきたいと思います。カメラユニットの電源コード(バックカメラ電源線、アース線、映像出力線)は、カーオーディオハーネス(ACC電源線、アース線)とカーオーディオ背面の映像入力端子に接続するので、カーオーディオを取り外しましょう。カーオーディオの取り外しの詳細については、エアコンパネルを交換する(2)をご覧下さい。



カーオーディオを取り外しました。矢印は、カーオーディオ背面に接続していたコネクタになります。また、カーオーディオのアースは、丸印のオーディオブラケットから取っています。ちなみに、センターパネルの灰皿の場所に見えているのは、カーオーディオ(カロッツェリア:FH-6500DVD)交換に伴い移設した燃調コントローラー(アペックス:SUPER-AFC)です。



カメラユニットの電源コード(バックカメラ電源線、アース線)を、カーオーディオハーネス(ACC電源線、アース線)に、丸印の分岐コネクターで接続しました。赤色矢印は、映像出力線のRCA端子(黄色)で、カーオーディオ背面に接続します。あとバック信号入力線(橙色、紫/白色)は、黄色矢印の圧着接続端子でカシメています。



次に、カーオーディオのモニターに表示される駐車ガイド線を調整する際、車両にパーキングブレーキ信号入力線を接続しておく必要があるので、ここで作業しておきます。写真はサイドブレーキの根元付近で、矢印がパーキングブレーキスイッチコネクタになります。



パーキングブレーキスイッチからコネクタを外しました。コネクタハウジングを開けて、外装材(PVCチューブ)に切り込みを入れて剥がすと、パーキングブレーキ電源線(黄色)が見えました。この電線に、カーオーディオのパーキングブレーキ信号入力線を接続します。



カーオーディオのパーキングブレーキ信号入力線(若草色)を、車両のパーキングブレーキ電源線に、丸印の分岐コネクターで接続しました。ここで一度、カーオーディオを取り付けて、バックカメラ映像がモニターに表示されるか確認しておきます。



カーオーディオを取り付けました。



エンジンを掛けると、カーオーディオの電源が入りました。しかしバックギヤを入れても、バックカメラ映像はモニターに表示されませんでした。取扱説明書を読むと、カーオーディオのシステム設定が必要みたいなので入力していきましょう。



システム設定の「バックカメラ入力」と「駐車アシスト線表示」を「オン」に変更しました。



その後バックギヤを入れると、バックカメラ映像がモニターに表示されました。上側の赤色矢印がカーオーディオの駐車ガイド線で、下側の青色矢印がバックカメラの駐車ガイド線になります。バックカメラの駐車ガイド線は、ガイド線の位置を変更できないので、後で非表示にします。あとバックカメラ本体の垂直角度は、モニター下端にリヤナンバープレートが少し映り込むように調整しました。



リヤバンパーを車両右側から見た写真です。リヤバンパー後端とリヤナンバープレート下端がほぼ同じ垂直位置にあります。先程、モニター下端にリヤナンバープレートが映るようにしたのは、リヤナンバープレートが後方障害物に接触しなけば、リヤバンパーも接触しないという目安になるからです。後は、これまで取り外した部品を逆順で取り付けて作業完了です。ということで、今回はここで終了します。次回は、バックカメラの駐車ガイド線を非表示にすることと、カーオーディオの駐車ガイド線の調整について掲載します。

拍手[0回]

バックカメラを取り付ける(2)


さて今回は、リヤシートバック(背もたれ部)の後部隔壁からコンソールボックスまでの配線を行っていきたいと思います。前回カメラユニットの電源コードを、トランクルーム後側から後部隔壁まで導いているので、リヤシートを取り外しましょう。尚、リヤシートの取り外しの詳細については、リヤシートを取り外す(1)をご覧下さい。



リヤシートを取り外しました。丸印の裏側にカメラユニットの電源コードがあるので、黒色の発泡ウレタンシートを剥がして、電源コードを引き込みます。



矢印の開口から電源コードを引き込みました。



カメラユニットの電源コードを、後部隔壁から右後部席床面に下ろしました。電源コードは、ワイヤーハーネス幹線と結束バンドで固定しております。赤色矢印から車両前側は、ワイヤーハーネスがフロアカーペットで見えなくなっているので、丸印のシートベルトスライダー固定ボルト(頭14mm)と車両中央の樹脂クリップを取り外して、フロアカーペットをめくり上げましょう。



フロアカーペットをめくって、矢印のワイヤーハーネスを確認しました。ワイヤーハーネスは、運転席後側の床面を通って車両前方に配線されています。



拡大すると、こんな感じ。ワイヤーハーネスは、白色と黒色の樹脂プロテクターで保護されています。ここで、後からカーオーディオにバックランプ電源を接続する必要があるので、このワイヤーハーネスから、バックランプ電源を取り出しておきたいと思います。バックランプ電源の詳細については、バックセンサーを取り付ける(3)をご覧下さい。



カーオーディオのバック信号入力線(紫/白色)を、車両のバックランプ電源線(緑/白色)に、丸印の分岐コネクターで接続しました。また、カーオーディオのバック信号入力線は長さが足りなかったので、シフトノブ付近で一旦切断しています。



車両前側から見た写真になります。カメラユニットの電源コードを、右後部席床面からリヤクロスメンバーに沿ってフロアトンネルの上まで配線しました。尚、赤色矢印で中継コード(バックカメラ電源線、アース線)の長さが足りなくなって延長したので、バックカメラ電源線の色は赤色から灰色に変わっています。次は、電源コードをフロアトンネルの上を車両前方に通し、コンソールボックスの下に配線するので、コンソールボックスを取り外しましょう。コンソールボックスの取り外しの詳細については、キルスイッチを取り付ける(2)をご覧下さい。



コンソールボックスを取り外しました。カメラユニットの電源コードは、長丸印の箇所はフロアカーペットの下を通し、コンソールボックスの下はフロアカーペットの上を通して、カーオーディオまで導きます。



電源コードをフロアカーペットの下に通しました。矢印は、コンソールボックスブラケット(後側)になります。



電源コードをフロアカーペットの上に通しました。丸印の箇所は、電源コードが動かないように、フロアカーペットに裂け目を入れて結束バンドで固定しております。また、電源コードがコンソールボックスブラケット(前側、後側)と近い箇所には、黄色矢印のコルゲートチューブを被せました。尚、赤色矢印でカーオーディオのバック信号入力線を延長したので、バック信号入力線の色は紫/白色から橙色に変わっています。ということで、今回はここで終了します。次回は、カメラユニットの電源コードとカーオーディオの接続から掲載します。

拍手[0回]

バックカメラを取り付ける(1)


先日、これまで使用していたカーオーディオ(カロッツェリア:MVH-5400)の音量ツマミがもげてしまいました。これを機に、以前から駐車時の後方確認のため、バックカメラを取り付けたいと思っていたので、2DINでモニター表示ができるカーオーディオ(カロッツェリア:FH-6500DVD)を購入する運びとなりました。写真は、FH-6500DVD取付後の状態になります。カーオーディオ交換前の写真はこちらをご覧下さい。尚、FH-6500DVD取付の際には、これまでの1DINから2DINへの変更に伴い、センターパネルの小物入れに設置していた燃調コントローラー(アペックス:SUPER-AFC)は灰皿の下に移設し、小物入れは取り外しております。それでは、バックカメラを取り付けましょう。



これが、今回取り付けるPARKVISION製のバックカメラ(MP126S)の構成部品です。左上からカメラユニット(0.6m)、中継コード(2.1m)、映像コード(6m)、取付部品、取扱説明書が入っています。本製品を選んだのは、高画質(100万画素)のCMOSセンサーを搭載していること、水平画角が140度あること、価格が手頃だったことなどです。



バックカメラの拡大写真になります。大きさは、縦18mm×横20mm×奥行18mmで、カメラ背面には角度調整ができるカメラステーが付いています。



写真は、リヤナンバープレートの周辺になります。バックカメラの取付場所を黄色の四角で示しました。



リヤナンバープレートの上側を、下から覗いてみました。左右のライセンスランプの間が平面(板金)になっているので、長丸印の箇所にカメラステーを取り付けできそうです。



カメラステーに両面テープを貼って、バックカメラの収まりを確認しました。周辺部品と十分隙間がとれており、特に問題なさそうです。



ライセンスランプの板金に下穴をあけ、カメラステーをφ3mmのトラスビスで固定しました。カメラステー裏面には、付属の両面テープを貼り付けています。



カメラステーにバックカメラを取り付けると、こんな感じ。カメラの垂直角度は、後でモニターを見ながら調整することにします。次に、矢印のカメラユニットの電源コードを、トランクルーム後側に引き込んで配線していきましょう。電源コード引き込みの詳細については、バックセンサーを取り付ける(3)をご覧下さい。



矢印がカメラユニットの電源コードになります。トランクルーム後側の配線穴(グロメット)から引き込みました。そして、このカメラユニットの電源コードは、バックカメラ電源線、アース線、映像出力線で構成されているので、センターパネルのカーオーディオまで配線して、カーオーディオのACC電源線、アース線、映像入力端子に接続します。配線経路は、トランクルーム後側からトランクルーム右側を通って、リヤシートバック(背もたれ部)の後部隔壁から右後部席床面に下ろして、コンソールボックス内を通し、カーオーディオに導きます。尚、本来はトランクルームには内張りがあるのですが、約18年前に撤去しております。



カメラユニットの電源コードを、トランクルーム後側からトランクルーム右側に通しました。電源コードは、周辺の電線と結束バンドで固定しております。赤色矢印は、カメラユニットの電源コードと中継コードを接続しているコネクタ(青色)になります。



写真は、トランクルーム右側から後部隔壁までの配線です。赤色矢印は、中継コードと映像コードを接続しているRCA端子(黄色)になります。ということで、今回はここで終了します。次回は、後部隔壁からコンソールボックスまでの配線について掲載します。

拍手[0回]

スマホホルダーを取り付ける


車で初めての場所に行く時や、走行中に道を間違えて迷子になった時には、スマホのGoogleマップを利用するのですが、現在スマホホルダーがないので、コンソールボックスの小物入れに置いて見ています。写真のように、画面の向きが固定できないことに加え、運転中に左下にあるスマホを見るので少し危ないと感じていました。そこで安全にGoogleマップを見れるように、スマホホルダーを取り付けたいと思います。



これが今回取り付けるスマホホルダーで、DesertWestの「2023年進化型」です。製品の付属品は、上側の左から順にホルダー本体、伸縮アーム(粘着吸盤付き)、エアコン吹出口クリップ、下側の左から順に固定ナット、ダッシュボードパッド、取扱説明書になります。本製品を選んだのは、スマホの取付・取外がワンタッチ式であること、耐荷重が20kgあること、価格が手頃だったことなどです。それでは、スマホホルダーを車両に取り付けましょう。



センターパネル周りの写真です。スマホホルダーは、フロントガラス、ダッシュボード上、エアコン吹出口などに取り付けできます。しかし、センターパネルより上側に置くと、画面の見やすさは良いのですが、見た目に少しゴチャゴチャ感があるので、今回はセンターパネルより下側に取り付けることにします。



写真は、助手席側から見たセンターパネル周りです。センターロアパネルの丸印付近に、伸縮アームの粘着吸盤を取り付けできそうです。念のため、グローブボックスを全開にした時と助手席を最前に移動した時に、粘着吸盤と当たらないか確認しておきます。



グローブボックスを全開にして、助手席を最前に移動しました。丸印の箇所は、グローブボックスと助手席に当たらず、高さも丁度良いので、ここに伸縮アームの粘着吸盤を取り付けましょう。



スマホホルダーを組み立てました。手順は、ホルダー本体の背面に伸縮アームのボールジョイントを押し込んで、固定ナットで締めるだけです。



センターロアパネルに、伸縮アームの粘着吸盤を取り付けました。粘着吸盤だけでかなりの吸着力だったので、付属のダッシュボードパッドは使用しておりません。



運転席側から見ると、こんな感じ。スマホの固定は、矢印のサイドアームを内側に挟んでいくとロックします。そしてロックの解除は、丸印のリリースボタンを押すだけです。



スマホをスマホホルダーに固定しました。後は、画面の向きを調整して作業完了です。これで、運転中に目線を少し動かすとスマホが見れるので、安全にGoogleマップを使えるようになりました。

拍手[0回]

主な仕様

AIRINX_B_Type(TRUST)
GT L.S.D. Pro TT model(nismo)
street_ZERO(CUSCO)
クラッチ(BNR32用)
フューエルポンプ(nismo)
強化タイミングベルト(nismo)
N1_evolution_MUFFLER(Apexi)
SUPER_CATALYZER(Apexi)
フロントパイプ(豊和菅)
スリットローターSD(DIXCEL)
ピロテンションロッド(CUSCO)
フロントタワーバー(nismo)
リヤスタビライザー(BNR32用)
リヤタワーバー(CUSCO)
リヤトライアングル(CUSCO)
VREC-DH300D(CARROZZERIA)
FH-6500DVD(CARROZZERIA)
MVH-5400(CARROZZERIA)
DEH-P055(CARROZZERIA)
TS-X380(CARROZZERIA)
GReddy_B-specⅡ(TRUST)
SUPER-AFC(Apexi)
φ350_COMMAND 2(momo)
φ350_ピロータ(momo)
ハイキャスロックⅡ(TOMEI)
フロントバンパー(BNR32用)
フロントグリル(BNR32用)
ボンネット(BNR32用)
リヤウイング(BNR32用)
角目ヘッドライト(R32系)
RP-01(ENKEI)
→17×7.5JJ+32_17×8JJ+38
DIREZZA DZ102(DANLOP)
→215/45R17_235/45R17

管理人

r32.no.mania@gmail.com

※注意
本ブログに掲載した作業等を行い、
何らかの損害、被害を生じても、
当方は一切責任を負いません。
全て自己責任でお願いします。

写真サービス(有料)

超高画質の写真原本をEメールにて
送付します。ご希望の方は、写真の
タイトルを管理人まで連絡下さい。
・サイズ:6000×4000(ピクセル)
・データ:約7MB
・ 価 格 :1枚100円

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
30

アーカイブ

バーコード

Copyright ©  -- 参弐百景 ~R32スカイライン~ --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS /  /