参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。

   
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ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(4)


さて今回は、手動スイッチとコントローラー本体の取り付けを行っていきたいと思います。写真は、取り外したパワーウインドースイッチです。手動スイッチは、矢印の赤丸で示した位置に取り付けます。それでは、パワーウインドースイッチに穴をあけましょう。



パワーウインドースイッチ裏側の写真です。パワーウインドーアンプ前側にあるリブの中央に、手動スイッチのブッシングを通す穴(直径6.5mm)をあけます。



パワーウインドースイッチに穴をあけました。穴あけ作業は、パワーウインドーアンプを取り外して行いました。



これが取り付ける手動スイッチです。エーモン製のミニトグルスイッチで、適合板厚1.0~3.0mm、直径6.5mmの穴に取り付けることができます。家に持ち帰って作業するため、手動スイッチ用電線は途中で切断して平型端子をカシメました。



パワーウインドースイッチに手動スイッチを取り付けました。違和感なく、いい感じに収まりました。



裏から見ると、こんな感じ。手動スイッチのハウジングは、パワーウインドーアンプ前側にあるリブの間にピッタリ入りました。



最後に、コントローラー本体の取り付けを行っていきます。左側用コントローラー本体は、パワーウインドースイッチ開口の前側に置きました。ガタつき防止のため、本体の上には軟質ウレタンを押し込んでいます。



右側用コントローラー本体は、パワーウインドースイッチ開口の後側に置きました。こちらは本体を裏返すと、ガタつきがなく絶妙に収まる場所がありました。



パワーウインドースイッチに、ミラーコントロールスイッチコネクタとパワーウインドースイッチコネクタを接続しました。そして、各専用ハーネスはパワーウインドースイッチ開口から下の方に入れておきます。



後は、パワーウインドースイッチを取り付けて作業完了です。



ドアミラー自動下降ユニットを取り付けたことで、駐車の度にドアミラーを下に向けるのが非常に楽になりました。また、右側ドアミラーに貼り付けていた扇形の補助ミラーはミラー面が曲面だったので、駐車場の白線が少し曲がって見えていたのですが、補助ミラーを外せたことで、駐車場の白線が直線に見え、視界も広く確保できるようになりました。

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ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(3)


さて今回は、右側ドアミラーを作動させる配線作業を行っていきたいと思います。本製品のドアミラー自動下降ユニットは、「製品1つでは左側か右側のドアミラーのみ作動可能で、左右とも作動させる場合には製品が2つ必要です」と記されているので、ドアミラー自動下降ユニットをもう1つ用意しましょう。前回まで行ってきた左側ドアミラーのみ作動させる配線図を書きました。左側ドアミラーと右側ドアミラーの配線の違いは、上方向用電源線が異なるだけで、他は全く同じ配線になります。それでは、ドアミラー自動下降ユニットの右側専用ハーネスを接続しましょう。尚、ミラーコントロールスイッチの上方向用電源線の詳細については、ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(1)をご覧下さい。



矢印が右側ドアミラーの上方向用電源線(青/黒)です。



上方向用電源線を切断してギボシ端子をカシメました。



そして上方向用電源線のギボシ端子を、ドアミラー自動下降ユニットの右側専用ハーネス(黄、茶)に接続しました。



左側専用ハーネスと右側専用ハーネスを接続しました。ここで一度、ミラーコントロールスイッチとドアミラー自動下降ユニットを接続して、左右のドアミラーが作動するか確認しておきます。矢印がコントローラー本体で、丸印が手動スイッチになります。ACC電源の位置にキーを回して、ミラーコントロールスイッチでミラー角度を調整していると、専用ハーネスのヒューズ(5A)が2つとも切れて、左右のドアミラーは左方向にしか動かなくなりました。



これが切れたヒューズです。どうやら、右側専用ハーネス(緑、橙)を左側専用ハーネス(緑、橙)に接続したことで、過電流が流れてしまったようです。先に左側専用ハーネス(緑、橙)と繋いでいた下・右方向用電源線は、左右のドアミラーの上下方向モーターと左右方向モーターの両方に接続している共通線であるため、左側専用ハーネス(緑、橙)の接続だけで右側専用ハーネス(緑、橙)の役割を果たしていると思われます。よって、右側専用ハーネス(緑、橙)は接続しないことにします。そしてもう一つ対策として、右側専用ハーネスの電源は、左側専用ハーネスのACC電源線(ミラーコントロールスイッチ)にたこ足していたのですが、別系統のパワーウインドースイッチのACC電源線から取ることにします。



左側専用ハーネスと右側専用ハーネスを接続する配線図を書きました。それでは、パワーウインドースイッチのACC電源線を確認しましょう。



写真はパワーウインドースイッチの裏側で、矢印がパワーウインドースイッチのコネクタです。



コネクタを外して拡大すると、こんな感じ。パワーウインドースイッチのコネクタからは、9本の電線が出ています。矢印がパワーウインドースイッチ[助手席]のACC電源線(白/赤)になります。確認のため、ACC電源の位置にキーを回すと、12Vの電圧が出ていました。



ACC電源線(パワーウインドースイッチ)とドアミラー自動下降ユニットの右側専用ハーネス(赤)を接続しました。丸印は、電源取り出しの分岐コネクターです。再度、ミラーコントロールスイッチとドアミラー自動下降ユニットを接続して、左右のドアミラーが作動するか確認しておきます。



ACC電源の位置にキーを回して、手動スイッチをONにすると、左右のドアミラーが下降しました。そして手動スイッチをOFFにすると、ドアミラーは元の位置に戻りました。これで、左右のドアミラーを作動させる配線作業は完了です。右側ドアミラーに貼り付けていた扇形の補助ミラーは、もう必要なくなったので外しました。あと、付属のミラー下降・上昇時間の設定用スイッチを使って、丁度良いミラー角度になるように調整しておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、手動スイッチとコントローラー本体の取り付けを掲載します。

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ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(2)


さて今回は、バックランプ電源、バッテリー電源(+)、ボディアースの配線を行っていきたいと思います。先ずは、バックランプ電源とバッテリー電源(+)をドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(灰、赤)と接続しましょう。本製品は、バックランプが点灯すると自動でドアミラーが下がり、バックランプが消灯すると自動で元に戻るという作動をするので、バックランプ電源を専用ハーネスと接続するようになっていますが、バックランプが点灯している時以外にも任意に作動できるようにしたいので、別で手動スイッチを取り付けて、このスイッチ操作によりドアミラーが作動するようにします。そこでバックランプ電源の代わりに、ミラーコントロールスイッチのコネクタから出ているACC電源を接続します。またバッテリー電源(+)の代わりにも、このACC電源を使用します。尚、ミラーコントロールスイッチのACC電源線の詳細については、ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(1)をご覧下さい。



矢印がミラーコントロールスイッチのACC電源線(黄緑)になります。



別で取り付ける手動スイッチです。これはエーモン製のミニトグルスイッチで、適合板厚1.0~3.0mm、直径6.5mmの穴に取り付けることができます。



配線図を書き直しました。それでは、ミラーコントロールスイッチのACC電源線に、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(赤)と手動スイッチを接続しましょう。



矢印のACC電源線を切断してギボシ端子をカシメました。



ACC電源線を二股に分岐する配線(緑)を追加しました。そして矢印の分岐したACC電源線に、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(赤)と手動スイッチ用電線(+)を半田付けし、あと手動スイッチ用電線(-)とドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(灰)を半田付けしました。



次は、ボディアースの配線を行います。ボディアースは、ミラーコントロールスイッチのコネクタから出ている矢印のアース線(黒)を使用します。



矢印のアース線を切断してギボシ端子をカシメました。



アース線を二股に分岐する配線(黒)を追加しました。そして矢印の分岐したアース線に、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(黒)を半田付けしました。



ここで一度、ミラーコントロールスイッチとドアミラー自動下降ユニットを接続して、左側ドアミラーが作動するか確認しておきます。矢印がコントローラー本体で、丸印が手動スイッチになります。



ACC電源の位置にキーを回して、手動スイッチをONにすると、左側ドアミラーが下降しました。そして手動スイッチをOFFにすると、ドアミラーは元の位置に戻りました。これで、左側ドアミラーのみ作動させる配線作業は完了です。ということで、今回はここで終了します。次回は、右側ドアミラーを作動させる配線作業から掲載します。

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ドアミラー自動下降ユニットを取り付ける(1)


つい1,2年前までは、駐車場にバックで入れる際、窓から顔を出して白線を見ながら入れていました。しかし、雨の日には顔や頭が濡れるので、顔を出さずにドアミラーを見て駐車できるようにしようと思い、YouTubeで駐車のやり方を見ていると、「ドアミラーを下に向け、車両後輪が白線内に収まるようにバックすればよい」ということが分かりました。そして、練習するとできるようになりましたが、駐車の度にドアミラーを下に向けるのが手間だったので、右側ドアミラーには扇形の補助ミラーを貼り付けて、後輪付近と地面が映るようにしておき、左側ドアミラーは、毎回ミラーコントロールスイッチで下に向けています。そこで、スイッチ1つで左右のドアミラーを下に向け、そのあと通常の位置に戻すことができると結構便利なので、ドアミラー自動下降ユニットを取り付けたいと思います。



これが、ドアミラー自動下降ユニットの構成部品です。上側がコントローラー本体で、下側が5Aヒューズ付き専用ハーネス(8極コネクタ)と、ミラー下降・上昇時間の設定用スイッチになります。本製品は、バックランプが点灯すると自動でドアミラーが下がり、バックランプが消灯すると自動で元に戻るという作動をします。また、付属の設定用スイッチでミラーの下降時間・上昇時間を任意に設定できるようです。尚、この製品1つでは左側か右側のドアミラーのみ作動可能で、左右とも作動させる場合には製品が2つ必要になると記されています。



先ず、左側ドアミラーのみ作動させる配線作業を始めます。取付説明書を見ると、左側ドアミラーの上下方向モーターと左右方向モーターから、上方向用電源線、下・右方向用電源線、左方向用電源線の3本が出ていて、上方向用電源線と下・右方向用電源線を切断して、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネスと接続します。この他には、バックランプ電源、バッテリー電源(+)、ボディアースと接続します。それでは、ミラーコントロールスイッチと繋がっている上方向用電源線と下・右方向用電源線を確認するため、パワーウインドースイッチを取り外しましょう。



写真は、運転席側のパワーウインドースイッチです。黄色の四角線が、ミラーコントロールスイッチになります。パワーウインドースイッチは、矢印にマイナスドライバーを差し込んで取り外します。



パワーウインドースイッチを取り外しました。矢印がミラーコントロールスイッチのコネクタです。



ミラーコントロールスイッチの裏側を拡大すると、こんな感じ。ミラーコントロールスイッチのコネクタからは、9本の電線が出ています。



ミラーコントロールスイッチのコネクタ配線図です。R32新型車解説書の電動ドアミラーシステム図より、左側ドアミラーの上方向用電源線は7番(青/赤)、下・右方向用電源線は2番(紫/白)、左方向用電源線は6番(黄/青)となり、右側ドアミラーの上方向用電源線は5番(青/黒)、下・右方向用電源線は2番(紫/白)、左方向用電源線は4番(黄/黒)となります。また、ACC電源線は1番(黄緑)、アース線は3番(黒)、電動格納開側電源線は8番(緑/黒)、電動格納閉側電源線は9番(黄緑/黒)です。



念のため、左右ドアミラーの方向用電源線については、実車でミラーコントロールスイッチを操作して、12Vの電圧が出ているか確認しました。上の表は、ミラーコントロールスイッチを上下左右に押した時に、各電源線にかかった電圧を示したものです。上移動時には、7番と5番しか12Vが出力されていないので、これらは上方向用電源線と分かりました。また左移動時には、6番と4番しか12Vが出力されないので、これらは左方向用電源線と決まります。そして残った2番は、下・右移動時に12Vが出力されるので、下・右方向用電源線となります。しかし上方向用電源線(7番/5番)は、上移動時以外に右移動時にも12Vが出力されており、同様に左方向用電源線(6番/4番)は、左移動時以外に下移動時にも12Vが出力されていますが、これは、下・右方向用電源線が上下方向モーターと左右方向モーターの両方に接続している共通線であることが原因だと思われます。



これで、左側ドアミラーの上方向用電源線は赤色矢印で、下・右方向用電源線は白色矢印と確認できました。それでは、上方向用電源線と下・右方向用電源線を切断して、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネスと接続しましょう。



上方向用電源線と下・右方向用電源線を切断してギボシ端子をカシメました。



そして、上方向用電源線と下・右方向用電源線の4つのギボシ端子を、ドアミラー自動下降ユニットの専用ハーネス(黄、茶、緑、橙)に接続しました。ということで、今回はここで終了します。次回は、バックランプ電源、バッテリー電源(+)、ボディアースの配線から掲載します。

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キルスイッチを取り付ける(6)


さて今回は、アースケーブルの配線を行っていきたいと思います。アースを取る位置については、キルスイッチを取り付ける(4)で確認した通り、サイドブレーキブラケットの固定ボルトから取ります。アースケーブルの線長は、アースを取る位置とキルスイッチ裏側の端子取付ボルト位置がかなり近いので、コンソールボックスを取り付けできる余長(約50cm)があればよいでしょう。写真は、今回用意したアースケーブルになります。仕様はバッテリーケーブルの時と同じで、14SQ(外径7.7mm)の50cmで、両端にφ10mm丸端子が付いているものです。それでは、アースケーブル端子をサイドブレーキブラケットの六角ボルトに取り付けましょう。



ここで、サイドブレーキブラケットの六角ボルトの長さを変更しておきたいと思います。前々回にアース位置を確認した際、純正の六角ボルトにケーブル端子を取り付けましたが、ネジ山の掛かり代が少ないと感じました。左側が純正の頭12mmの十字穴付き六角ボルト(M8×15@1.25)とスプリングワッシャーとワッシャーで、右側が今回使用する頭13mmの六角ボルト(M8×20@1.25)とスプリングワッシャーとワッシャーです。尚、純正の六角ボルトは、スプリングワッシャーとワッシャーが外せないようになっています。



丸印のように、アースケーブル端子をサイドブレーキブラケットの六角ボルトに取り付けました。矢印は、前回に引き込んできたバッテリーケーブル端子になります。



矢印のアースケーブル端子をキルスイッチと接続する位置に置きました。この付近は、サイドブレーキ関連の金属部品と、コンソールボックスブラケット(前側)があるので、アースケーブルにはコルゲートチューブを被せました。また、アースケーブルが長丸印のサイドブレーキ直下に入り込まないように、アースケーブル端子の向きを少し上に調整しました。



キルスイッチを取り付けたコンソールボックスを持ってきました。キルスイッチの取り付けの詳細については、キルスイッチを取り付ける(3)をご覧下さい。キルスイッチ裏側の端子取付ボルトに、バッテリーケーブル端子とアースケーブル端子を接続しましょう。



コンソールボックス裏側の写真です。キルスイッチ裏側の端子取付ボルトに、バッテリーケーブル端子(左側)とアースケーブル端子(右側)を接続しました。念のため、絶縁処理をしておきましょう。



絶縁キャップを用意しました。ニチフ製のLP-TIC-60です。



キルスイッチ裏側の端子取付ボルトに絶縁キャップを被せて、上からビニールテープを巻いておきました。最後に、コンソールボックスを取り付けていきます。



コンソールボックス前側を取り付けている時に、車両後方からコンソールボックス裏側を見た写真です。赤色矢印がキルスイッチで、黄色矢印がサイドブレーキになります。



コンソールボックスを取り付けました。シフトブーツパネルを外して車両前方から見ると、こんな感じ。赤色矢印がバッテリーケーブルで、黄色矢印がアースケーブルです。尚、アースケーブルには余長があるため、写真のように、Uの字に配線しております。



あとバッテリーケーブルは、センターロアパネル前側から車両前方に引き出して、ケーブルのたるみを取り、丸印の箇所でフロアカーペットに裂け目を入れて、結束バンドで固定しました。



キルスイッチONの状態してキーを回すと、エンジンが掛かりました。これで、フードを開けてバッテリーターミナル(マイナス極)を外すことなく、車内から簡単にバッテリー電源を遮断できるようになりました。

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キルスイッチを取り付ける(5)


さて今回は、車内側のバッテリーケーブルの配線を行っていきたいと思います。矢印は、前回エンジンルームから車内に引き込んだバッテリーケーブルです。車内の配線は、ステアリングロアパネル下側からセンターロアパネル右側を通って、コンソールボックスに導きます。配線経路の詳細については、キルスイッチを取り付ける(1)をご覧下さい。それでは、ステアリングロアパネルを取り外しましょう。



ステアリングロアパネルを取り外しました。ステアリングロアパネル取り外しの詳細については、ハザードスイッチを補修する(2)をご覧下さい。



バッテリーケーブルを配線しました。上向き矢印から左向き矢印までがバッテリーケーブルです。バッテリーケーブルは、丸印の2箇所で周辺の電線と結束バンドで固定し、センターロアパネル右側まで導きました。



次に、センターロアパネル前側の右側面にある丸印のビスを外して、矢印のバッテリーケーブルの端子側から順に、センターロアパネルの中に入れていきます。



シフトブーツパネルを外すと、バッテリーケーブル端子が見えました。端子を引っ張って、バッテリーケーブルをセンターロアパネルの中にすべて引き込みます。



バッテリーケーブルの引き込みが完了しました。丸印からバッテリーケーブル端子までの線長は、約50cmありました。



ステアリングロアパネルを取り付けると、こんな感じ。バッテリーケーブルが見えず、いい感じに収まっています。また矢印のバッテリーケーブルは、車両前方に引き出すことで、コンソールボックスまでの線長を調整することができます。



バッテリーケーブル端子をキルスイッチと接続する位置に置いてみました。この付近は、サイドブレーキ関連の金属部品と、矢印のコンソールボックスブラケット(前側)があるので、バッテリーケーブル端子から30cmのコルゲートチューブを被せます。



コルゲートチューブを用意しました。エンジンルームの配線で使ったものと同じものです。



バッテリーケーブルにコルゲートチューブを被せました。コルゲートチューブの両端には、上からビニールテープを巻いておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、アースケーブルの配線から掲載します。

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キルスイッチを取り付ける(4)


さて今回は、新しいバッテリーケーブル(マイナス極)の配線を行っていきたいと思います。バッテリーケーブルを購入するにあたり、バッテリーからコンソールボックスまでの線長は、配線経路にビニール紐を通して測ると約3mありました。配線経路の詳細については、キルスイッチを取り付ける(1)をご覧下さい。写真は、今回用意したバッテリーケーブルになります。仕様は、14SQ(外径7.7mm)の3mで、両端にφ10mm丸端子が付いているものです。



丸端子の拡大写真です。黒色の絶縁カバーを横にずらすと、筒部(バレル)中央に四角い圧着痕が見えています。



最初に、エンジンルーム後方右隅にある矢印の開口から、バッテリーケーブルを車内に引き込みます。先に通していたビニール紐をバッテリーケーブルの丸端子に結びました。



アクセルペダル付近の写真です。ビニール紐を引っ張って、矢印の穴からバッテリーケーブルを車内に引き込みました。



ここで一度、アースを取ろうと考えている位置にバッテリーケーブル端子を接続して、エンジンが掛かるか確認しておきます。矢印のサイドブレーキブラケットの固定ボルト(M8×15@1.25)と、エンジンルームのバッテリー端子(マイナス極)にバッテリーケーブル端子を取り付けました。そしてキーを回すとエンジンが掛かったので、この位置からアースを取ることにします。



次に、エンジンルーム側のバッテリーケーブルの配線を行います。エンジンルーム内は金属エッジが多くあり、かつ高温になるので、バッテリーケーブルに外装材を被せようと思います。写真はコルゲートチューブです。これはエーモン製で、内径10mm(外径13mm)、長さ1m(スリット入り)になります。



バッテリーケーブルにコルゲートチューブを被せました。チューブの長さは1mでピッタリでした。



バッテリーケーブルを配線しました。写真は、エンジンルーム後方右隅付近です。矢印のバッテリーケーブルは、長丸印で周辺の電線と結束バンドで固定し、ブレーキマスターシリンダーの下を通して、サージタンク横へと導きました。



その後、サージタンク横の長丸印で燃料ホースと結束バンドで固定し、バッテリーケーブル端子をバッテリーターミナル(マイナス極)に接続しました。



バッテリー端子(マイナス極)の拡大写真です。バッテリーケーブル端子は約45度曲げ、端子の絶縁カバーにコルゲートチューブを被せて、上からビニールテープを巻きました。



あと、矢印の古いバッテリーケーブルは、また必要になるかもしれないので、長丸印で周辺部品と結束バンドで固定しておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、車内側のバッテリーケーブルの配線から掲載します。

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キルスイッチを取り付ける(3)


さて今回は、キルスイッチの取り付けを行っていきたいと思います。写真は、前回取り外したコンソールボックスです。キルスイッチは、矢印の赤丸で示した位置に取り付けます。それでは、コンソールボックスに穴をあけましょう。



コンソールボックス裏側を前方から見た写真です。赤丸にキルスイッチの軸を通す穴(直径25mm)をあけ、黄丸にキルスイッチの取り付け穴(直径6.5mm)をあけます。



コンソールボックス裏側から穴をあけました。



こちらは、コンソールボックス内の写真です。



コンソールボックスにキルスイッチを取り付けるため、頭10mmの十字穴付き六角ボルト(M6×20@1.0)、ワッシャー、スプリングワッシャー、六角ナットを用意しました。



コンソールボックスにキルスイッチを取り付けました。



コンソールボックス裏側から見ると、こんな感じ。



キルスイッチ本体に、切替レバーとゴム蓋を取り付けました。切替レバーの向きが垂直の時は、スイッチOFFの状態です。



切替レバーを時計回りに90度回すと、スイッチONの状態になります。



またスイッチOFF時には、切替レバーが外せて、ゴム蓋を嵌めることができます。 ということで、今回はここで終了します。次回は、新しいバッテリーケーブル(マイナス極)の配線から掲載します。

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キルスイッチを取り付ける(2)


さて今回は、コンソールボックスの取り外しから行っていきたいと思います。コンソールボックスは、前側の側面に左右各1本、後側の側面に左右各1本のビスで固定されているので、これら4本のビスを外します。



これは、コンソールボックス前側の右側面にあるキャップ付きのビスです。



こちらは、後側の右側面にあるビスです。



あと、矢印のサイドブレーキブーツのボタンとマジックテープを外しておきます。



コンソールボックスを矢印方向(車両後方)にずらすと、丸印の爪が外れて、上に持ち上げて取り外すことができます。



コンソールボックスを取り外すと、こんな感じ。丸印の4箇所が、コンソールボックスを固定していたビス穴になります。



写真は、取り外したコンソールボックスです。長丸印は前側の爪になります。



コンソールボックスを裏返すと、10mm厚の断熱マットが貼っていました。キルスイッチの取り付けに不要なので、剥がしておきましょう。



断熱マットを剥がしました。思いの外、サクサクと綺麗に剥がれました。



剥がした断熱マットです。念のため、1年間保管しておきます。ということで、今回はここで終了します。次回は、キルスイッチの取り付けから掲載します。

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キルスイッチを取り付ける(1)


普段あまり車に乗らないので、家に駐車している時は、バッテリー上がり防止のため、矢印のバッテリーターミナル(マイナス極)を外しています。しかし、毎回フードを開けてゴタゴタするのは、手間がかかると感じていました。そこで、車内からバッテリー電源(マイナス極)を遮断できるようにするため、キルスイッチを取り付けたいと思います。ちなみに、バッテリーはGSユアサ製のHJ-30A19Rです。



バッテリー端子(マイナス極)にターミナルを取り付けた状態です。簡単に取り外しできるように、蝶ボルトと蝶ナットで締め付けています。



現在、矢印のバッテリーケーブル(マイナス極)は、バッテリーの車両後方近くで、他のアース線とともにアースボルトで固定されています。それでは、車内にキルスイッチを取り付けた時の、新しいバッテリーケーブルの配線経路を見ていきましょう。



新しいバッテリーケーブルの配線経路を黄色で示しました。バッテリーターミナル(マイナス極)からサージタンクの横を通って、矢印の開口から車内に引き込みます。



これが、今回取り付けるキルスイッチです。大きさは、縦60mm×横60mm×高さ100mmで、コンソールボックスの中に取り付けます。本製品を選んだのは、キルスイッチ本体に取り付けできる穴があること、端子の取付ボルトがM8であること、切替レバーが取り外しできることなどです。



キルスイッチは3つの部品で構成されています。左から切替レバー、キルスイッチ本体、ゴム蓋になります。本体の取り付け穴は直径7.5mmです。



キルスイッチ本体の裏側は、こんな感じ。各端子の取付ボルト(M8×20@1.25)には、ワッシャーとスプリングワッシャーと六角ナットが付いています。



またスイッチOFF時には、切替レバーが外せて、ゴム蓋を嵌めることができます。次は、エンジンルームから車内に引き込んだ後の、新しいバッテリーケーブルの配線経路を見ていきましょう。



新しいバッテリーケーブルの配線経路を黄色で示しました。ステアリングロアパネル下側からセンターロアパネル右側を通って、コンソールボックスに導きます。



そしてキルスイッチは、矢印の赤丸で示したコンソールボックス内の前側に取り付けようと思います。ということで、今回はここで終了します。次回は、コンソールボックスの取り外しから掲載します。

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主な仕様

AIRINX_B_Type(TRUST)
GT L.S.D. Pro TT model(nismo)
street_ZERO(CUSCO)
クラッチ(BNR32用)
フューエルポンプ(nismo)
強化タイミングベルト(nismo)
N1_evolution_MUFFLER(Apexi)
SUPER_CATALYZER(Apexi)
フロントパイプ(豊和菅)
スリットローターSD(DIXCEL)
ピロテンションロッド(CUSCO)
フロントタワーバー(nismo)
リヤスタビライザー(BNR32用)
リヤタワーバー(CUSCO)
リヤトライアングル(CUSCO)
VREC-DH300D(CARROZZERIA)
FH-6500DVD(CARROZZERIA)
MVH-5400(CARROZZERIA)
DEH-P055(CARROZZERIA)
TS-X380(CARROZZERIA)
GReddy_B-specⅡ(TRUST)
SUPER-AFC(Apexi)
φ350_COMMAND 2(momo)
φ350_ピロータ(momo)
ハイキャスロックⅡ(TOMEI)
フロントバンパー(BNR32用)
フロントグリル(BNR32用)
ボンネット(BNR32用)
リヤウイング(BNR32用)
角目ヘッドライト(R32系)
RP-01(ENKEI)
→17×7.5JJ+32_17×8JJ+38
DIREZZA DZ102(DANLOP)
→215/45R17_235/45R17

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