参弐百景 ~R32スカイライン~

BNR32のフォルムとHCR32のメカニズムに魅了された男が日々写真を撮り続ける画像ブログのページです。

   
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左側エアコン吹出口を補修する(3)


さて今回は、破損してしまった水平羽根の連結部品の製作を行いたいと思います。写真は、吹出口本体に上から3番目の水平羽根を置いた状態です。先ず、水平羽根右軸付近にあったはずの部品がなくなっているので、ゴムシートで新しく作りました。また、このゴムはポロッと外れやすいので、すべての部品を組み立てた後、瞬間接着剤で固定し、上からビニールテープを貼っておきました。



ゴムの外形寸法は、縦9mm×横6mm×厚さ3mmで、中央部は縦6mm×横4mmで切り抜きました。おそらくこの部品は、水平羽根を上下に動かした時に、動かした位置で止まるようにする抵抗のようなものと思われます。



次は、水平羽根の連結部品の製作です。写真は、折れた連結部品の大きいものを寄せ集めたものになります。これを計測すると、板厚が2mmで、外形円弧沿いに直径約2mmの穴があることが分かりました。



水平羽根の右側部分を拡大しました。矢印が水平羽根の連結軸で、ここに連結部品の穴を嵌め込むことになります。



連結部品を製作する材料は、垂直羽根の時と同様、結束バンドを使います。白い紙の上に折れた連結部品を置いて、外形と穴位置をペンで書き、はさみで切りました。この白い紙を結束バンドの表面に置いて、尖った工具で連結部品の形状をケガキして、穴を5箇所あけ、マイクロニッパーでチョキチョキ切っていきます。



水平羽根の連結部品が出来ました。



5枚の水平羽根の連結軸を、連結部品の穴に嵌め込みました。穴の大きさは最初に直径2mmであけ、連結軸がいい感じに嵌るまで広げました。



そして吹出口本体に、前回の垂直羽根が連結したものを置いた後、今回の水平羽根が連結したものを置き、前カバーを取り付けました。ここで、水平羽根が正常に動くか確認しておきましょう。写真は、水平羽根を上側に動かした状態です。



こちらは、下側に動かしました。上下とも水平羽根は連結部品に干渉せず、最後まで動きました。



最後に、エアコン吹出口右側のダッシュボードが変形して、内側の発泡ウレタン(茶色)が顔を出していました。その時の写真は、左側エアコン吹出口を補修する(1)をご覧下さい。少し見栄えが悪いので、発泡ウレタンにタッチアップペン(色:KH2)を塗っておきました。



後は、エアコン吹出口を取り付けて作業完了です。これで、壊れていた上2枚の水平羽根も動くようになり、ダッシュボードの変形も目立たなくなりました。

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左側エアコン吹出口を補修する(2)


さて今回は、前回破損した垂直羽根の連結部品の製作を行いたいと思います。写真は、吹出口本体に垂直羽根を置いた状態です。先ず、右から2番目の垂直羽根下軸付近にあった部品が壊れていたので、ゴムシートで新しく作りました。



このゴムの外形寸法は、縦7mm×横7mm×厚さ3mmで、中央部は縦4mm×横4mmで切り抜きました。おそらくこの部品は、垂直羽根を左右に動かした時に、動かした位置で止まるようにする抵抗のようなものと思われます。



次は、垂直羽根の連結部品の製作です。写真は、折れた連結部品の大きいものを寄せ集めたものになります。これを計測すると、板厚が2mmで、中央部に縦5mm×横3mmの切欠きがあり、18mmピッチで直径約2mmの穴があることが分かりました。



垂直羽根の下側部分を拡大しました。矢印が垂直羽根の連結軸で、ここに連結部品の穴を嵌め込むことになります。



連結部品を製作する材料は、家の中に転がっていた結束バンド(幅7.2mm、厚さ約1.6mm)を使いました。材質はナイロン66なので、ポキッと折れずに加工しやすそうです。結束バンドの表面に尖った工具で連結部品の形状をケガキして、穴を4箇所あけ、マイクロニッパーでチョキチョキ切っていきます。



ちなみに、マイクロニッパーはエンジニア製のNS-04です。



垂直羽根の連結部品が出来ました。中央部にある切欠きには、水平羽根に付いている風向調整ツマミの凸部が入ります。



風向調整ツマミを左側から見た写真です。矢印の扇形の凸部が、垂直羽根の連結部品の切欠きに入り、垂直羽根を左右に動かすようになっています。



4枚の垂直羽根の連結軸を、連結部品の穴に嵌め込みました。穴の大きさは最初に直径2mmであけ、連結軸がいい感じに嵌るまで広げました。



そして、垂直羽根が連結したものを吹出口本体に置きました。ここで、垂直羽根が正常に動くか確認しておきましょう。写真は、垂直羽根を左側に動かした状態です。



こちらは、右側に動かしました。左右とも垂直羽根は連結部品に干渉せず、最後まで動きました。ということで、今回はここで終了します。次回は、水平羽根の連結部品の製作について掲載します。

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左側エアコン吹出口を補修する(1)


今まで見て見ぬふりをしていたのですが、助手席側にあるエアコン吹出口の水平羽根(上2枚)が、矢印の風向調整ツマミを上下させても、全く動かない状態になっています。これは、水平羽根(5枚)を連結している部品の破損が原因なので、取り外して補修したいと思います。それでは、エアコン吹出口を取り外しましょう。



エアコン吹出口の拡大写真です。吹出口下面の奥には、矢印の下爪が2箇所見えています。この爪の片方を細いマイナスドライバーで浮かせながら、丸印の吹出口とダッシュボードの隙間に、別のマイナスドライバーを差し込んで取り外します。しかしこの車両では、右側丸印のダッシュボードが変形して、吹出口が取り外し難かったので、先に下爪を2つ折ってから、吹出口を取り外しました。



っていうか、下爪は格闘中に折れてしまいました(笑)。まぁ、下爪がなくても、上爪2つでしっかり固定できるので「良し」とします。



エアコン吹出口を取り外しました。矢印の2箇所が吹出口上面の上爪になります。



吹出口を外したら、こんな感じ。上2つの長丸印は上爪が掛かる位置で、下2つの丸印は下爪が掛かる位置です。そして更に奥には、黒色のエアコンダクトが見えています。



これが、取り外したエアコン吹出口です。実は取り外し作業中、水平羽根と垂直羽根の連結部品がかなり脆くて折れてしまい、全ての羽根が動かなくなってしまいました。



写真は、折れた連結部品の大きいものを寄せ集めたものです。上側が水平羽根の連結部品、下側が垂直羽根の連結部品になります。見ての通りボロボロなので、あとで新しく作り直すことにして、先ずエアコン吹出口を分解しましょう。



エアコン吹出口には、上面と下面に各2つの爪があるので、これをマイナスドライバーで外します。写真の丸印が、上面にある爪2つです。



こちらは、下面の爪2つになります。



参考までに、矢印の風量調整板を全開した時の写真です。



そして4つの爪を外して、エアコン吹出口を分解しました。左上が前カバー、右上が吹出口本体、左下が水平羽根(5枚)、右下が垂直羽根(4枚)で構成されています。ということで、今回はここで終了します。次回は、垂直羽根の連結部品の製作について掲載します。

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ペダルパッドを交換する


この前メルカリで、R32の自動車パーツを見ていたら、「ペダルパッド」という部品があることを知りました。運転時には必ず靴底に触れているものですが、これまで不具合がなかったので、全く気に掛けていませんでした。これを機に、アクセル・ブレーキ・クラッチペダルのパッドを交換して、足元をリフレッシュしたいと思います。それでは、アクセルペダルのパッドを取り外しましょう。



アクセルペダルパッドの拡大写真です。パッドの溝には、泥や小石が付着していました。



横から見ると、こんな感じ。アクセルペダルパッドには矢印の爪があるので、この爪をマイナスドライバーで外します。



矢印の爪を外して、パッドを手前に回転しました。写真はパッドの裏側になります。あとは、丸印のアクセルペダル先端からパッドを引き抜きます。



こちらは、ブレーキ・クラッチペダルパッドの拡大写真です。ブレーキペダルとクラッチペダルのパッドは、同じ部品になります。パッドの溝には、泥や小石が付着していました。パッドは素手で外せなかったので、丸印の右下端部をペンチで挟んで引っ張り上げて外しました。



アクセル・ブレーキ・クラッチペダルのパッドを取り外しました。パッドがない状態でも運転はできそうですが、ペダル操作を誤ると危険なのでやめましょう。



新旧のアクセルペダルパッドを比較してみました。左側が取り外した古いパッドで、右側が交換する新しいパッド(品番は18016-89918)になります。材質は両方とも同じ樹脂製で、古いパッドはほとんど磨耗していませんでした。また新しいパッドは、縦が約10mm、横が約5mm大きくなっており、左下端部が約10mm突出した形状になっているので、これまでよりもヒール&トゥがしやすそうです。



写真はパッド裏側で、左側が取り外した古いパッド、右側が交換する新しいパッドです。新旧とも、アクセルペダルの取り付け位置は同じでした。



こちらは、ブレーキ・クラッチペダルパッドの新旧比較になります。上側が取り外した古いパッド(左側:クラッチ、右側:ブレーキ)で、下側が交換する新しいパッド(品番は46531-89910)です。材質は両方とも同じPVCゴムで、古いパッドは長丸印の箇所がかなり磨耗していました。



パッド裏側です。パッドの配置は上記と同じになります。パッドの形状に変更はありませんでした。



アクセル・ブレーキ・クラッチペダルに新しいパッドを取り付けました。ブレーキペダルとクラッチペダルのパッドは、ゴムが伸びず取り付けにくかったので、パッドをお湯に数分浸けて、少し軟らかくしてから取り付けました。早速、近所を走行してみました。今までは、ペダルを踏むとパッドがツルツルして滑りやすかったのですが、交換後は、パッドが靴底をしっかりグリップするので、足元がブレずに確実なペダル操作ができるようになりました。

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ブレーキランプの明るさを調整する(2)


さて今回は、ブレーキランプの明るさ調整を行いたいと思います。前回に丸目ランプの明るさの差は、白熱バルブが原因でないと分かったので、テールランプの丸目レンズの方に問題がないか見ていきましょう。写真は、ブレーキランプが一番明るかった丸目レンズ(左から2番目)の外観です。レンズ表面は色あせやキズもなく、良好な状態を保っていました。



次に、丸目レンズの裏側(室内側)を目視確認するために、車両左側のリヤバルブ取付ユニットを外しました。矢印は、左から2番目の丸目レンズの位置になります。矢印の少し上にある丸穴はバルブ挿入口です。



バルブ挿入口を拡大すると、こんな感じ。丸穴の奥に見えているのが丸目レンズです。



バルブ挿入口を正面から覗いて目視確認しました。矢印より内側の黒い円は丸目レンズの反射板部分で、これより外側が照明部分になります。レンズの照明部分の状態を見ましたが、色あせや塗装の剥げなどはありませんでした。しかしこれまでの観察から、丸目レンズが白熱バルブの光を透過しやすくなっているのは事実なので、レンズに光が透過しても、ブレーキランプ点灯時に色むらにならないような対策を考えます。そうです。元々赤い光を発光すればよいのではないかと...



試しに、赤く発光するバルブを用意しました。日星工業製のストップ/テール用カラーバルブ(12V 21/5W)で、口金タイプはS25ダブルです。これは、クリアレンズ仕様車に使われる車検対応品のようです。



ちなみに従来の白熱バルブは、スタンレー製のストップ/テールバルブ(12V 21/5W)を使用しています。



左側のリヤバルブ取付ユニットに、赤バルブを取り付けました。右側は、白熱バルブのままです。写真はテールランプを点灯した状態になります。



こちらは、ブレーキランプを点灯した状態です。赤バルブの明るさも、丁度いい感じのように見えます。



テールランプ点灯状態において、バルブの違いによる明るさの差を比較しました。上側は各4灯の丸目ランプの内、すべてが白熱バルブで、下側は左側2灯が赤バルブで、右側2灯が白熱バルブになります。結果は、すべての丸目ランプに明るさの差は見られませんでした。



こちらはブレーキランプ点灯状態です。バルブの配置は上記と同じになります。上側は各4灯の丸目ランプの内、左から2番目のランプが明る過ぎ、一番左のランプが少し明るいように見えていましたが、下側は各4灯の丸目ランプに明るさの差は見られず、各4灯が均一な明るさになりました。予想では赤バルブに変更すると、クリアレンズではないので、明るさが少し暗くなるかもと思っていましたが、取り越し苦労でした。これで、各4灯の丸目ランプの明るさがほぼ同じになり、気分的にすっきりしました。

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ブレーキランプの明るさを調整する(1)


以前から少し気になっていたのですが、写真のようにテールランプ点灯時は、各4灯の丸目ランプに明るさの差は見られませんが、ブレーキランプ点灯時には少し明る過ぎるランプがあったので、その原因を探って改善したいと思います。



写真は、ブレーキランプを点灯した状態になります。各4灯の丸目ランプの内、左から2番目のランプが明る過ぎ、一番左のランプが少し明るいように見えます。先ず、各白熱バルブの明るさに差がないかを目視確認するため、白熱バルブが装着されているリヤバルブ取付ユニットを取り外しましょう。



トランクルーム後側の写真です。矢印の白い樹脂が、リヤバルブ取付ユニットになります。尚、本来はトランクルームには内張りがあるのですが、約17年前に撤去しております。



車両左側のリヤバルブ取付ユニットです。矢印の爪を指で内側に押しながら取り外します。



こちらは、車両右側になります。



左右のリヤバルブ取付ユニットを外して、各白熱バルブの明るさに差がないかを目視確認しました。写真はテールランプを点灯した状態で、各白熱バルブの明るさは同じでした。



こちらはブレーキランプを点灯した状態ですが、各白熱バルブの明るさは同じでした。以上の結果から、左側2灯の丸目ランプが少し明るいのは、白熱バルブの明るさが原因ではないと分かりました。



念のため、リヤバルブ取付ユニットを左右入れ替えて取り付け、丸目ランプの明るさを確認してみましょう。写真は車両左側で、本来右側にあるリヤバルブ取付ユニットを左側に上下逆で取り付けました。上下逆にしたのは、逆にしないと爪の位置が合わず、取り付けが出来なかったからです。



こちらは、車両右側になります。本来左側にあるリヤバルブ取付ユニットを右側に上下逆で取り付けました。



左右入れ替え時の、テールランプ点灯状態です。各4灯の丸目ランプに明るさの差は見られませんでした。



こちらは左右入れ替え時の、ブレーキランプ点灯状態になります。左右入れ替え前と同様、各4灯の丸目ランプの内、左から2番目のランプが明る過ぎ、一番左のランプが少し明るいように見えます。これで、丸目ランプの明るさの差は、白熱バルブによるものではないことが確認できました。ということで、今回はここで終了します。次回は、ブレーキランプの明るさ調整について掲載します。

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ライトスイッチを補修する(2)


さて今回は、ライトスイッチの分解を行いたいと思います。前回取り外したライトスイッチ本体からコネクタハウジングを分離しました。構成部品は、左からライトスイッチ本体、接点切替台、コネクタハウジングの3つになります。そして、接触不良と思われるライトスイッチの接点は、コネクタハウジングの裏側にあります。



写真は、コネクタハウジングの裏側です。ここには3つの接点プレートがあり、左から順に右側ヘッドライト電源、クリアランスランプ電源、左側ヘッドライト電源になります。この電源の確認は、車両側ライトスイッチコネクタと各ヒューズボックスとの間で、テスターの導通検査により行いました。本ライトスイッチは、回転ツマミの軸を回すと、接点切替台が接点プレート上を上下に動きます。これにより、接点プレートがシーソー式に傾いて接点が切り替わるようになっています。スイッチの接点は、接点プレートの裏側下端にあるので、接点プレートを取り外しましょう。



接点プレートを取り外しました。接点プレートは、少し強い力で抜き取ると外れました。すべての接点表面には、汚れと酸化皮膜が付いていましたが、焼き付きや損傷はありませんでした。



これは、取り外した接点プレートの裏側です。左から順に右側ヘッドライト電源、クリアランスランプ電源、左側ヘッドライト電源になります。プレート下端に丸い接点があり、すべてに汚れと酸化皮膜が付いていました。それでは、コネクタハウジングと接点プレートの接点をお掃除しましょう。



掃除道具を用意しました。綿棒、耐水ペーパー(1000番)、接点復活剤です。



コネクタハウジング側の接点を掃除しました。綿棒で汚れを拭き取って、耐水ペーパーで酸化皮膜を除去し、仕上げに接点復活剤を塗っておきました。掃除前と比べると、かなり綺麗な状態になりました。



次に、接点プレート側の接点を掃除します。写真は、綿棒で汚れを拭き取った状態です。接点表面の大部分に、酸化皮膜が付着しています。



耐水ペーパーで酸化皮膜を除去し、仕上げに接点復活剤を塗布しました。ペーパーで擦った感想としては、一番右側の左側ヘッドライト電源の接点に、厚い酸化皮膜が付いていました。この厚い酸化皮膜が、左側ヘッドライトを点きにくくしていた接触不良の原因だと思われます。



掃除した接点プレートをコネクタハウジング裏側に嵌め込みました。そして、ライトスイッチ本体に接点切替台を置いて、コネクタハウジングを組み付けます。写真の接点切替台の位置は、ライトスイッチOFFになります。後は逆順で取り付けて作業完了です。



ヘッドライトの点灯を確認しました。ライトスイッチを何回かON/OFFしても、確実に左右のヘッドライトが点きました。しかも、各接点の掃除で電気の流れが良くなり、左右ともヘッドライトの光量がアップしました。



クリアランスランプのみ点灯しました。こちらも接点掃除の恩恵で、左右とも光量がアップしました。以上から、ライトスイッチなどの接点がある部品は、定期的なメンテナンスが必要だと分かりました。

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ライトスイッチを補修する(1)


最近ヘッドライトを点灯させると、右側は必ず点くのですが、左側は点かないことが多くあります。ライトスイッチのON/OFFを繰り返していると、左側も点くようになるのですが、今後完全に点かなくなってしまう前に、ライトスイッチを分解して接触不良を補修しておきたいと思います。それでは、ライトスイッチを取り外しましょう。ちなみに、ヘッドライトはR32系の角目ライトです。



矢印がライトスイッチになります。これを取り外すには、メーターフードパネルを取り外す必要があります。尚、メーターフードパネル取り外しの詳細については、ハザードスイッチを補修する(1)ハザードスイッチを補修する(2)をご覧下さい。



メーターフードパネルを取り外しました。丸印がライトスイッチになります。



拡大すると、こんな感じ。矢印の回転ツマミを上に1段回すとクリアランスランプが点灯し、もう1段回すとヘッドライトが点灯します。



メーターフードパネルを裏返しました。ライトスイッチは、丸印の3本のビスで固定されており、矢印の回転ツマミが嵌め込まれています。



3本のビスを外して、回転ツマミを引き抜きました。これでライトスイッチが取り外せる状態になります。



ライトスイッチを取り外しました。写真はライトスイッチの前側で、矢印は回転ツマミの軸です。



こちらは後側になります。矢印のコネクタハウジングは別部品になっており、ライトスイッチ本体から分離することができます。



右側の写真です。コネクタハウジングには矢印の爪があるので、この爪をマイナスドライバーで外します。



左側も同様に、矢印の爪を外します。



コネクタハウジングの左右の爪を外しました。ということで、今回はここで終了します。次回は、ライトスイッチの分解から掲載します。

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カーサイドにタープを張る


これまでタープは、テントに連結したり、単独で使うものと思っていたのですが、ある雑誌で、車のルーフキャリアにタープを接続しているのを見ました。そして、ルーフキャリアがなくても、車のルーフに吸盤フックを固定すれば、タープを張ることができるそうです。物は試し、R32のカーサイドにタープを張ってみましょう。ちなみに写真のタープは、テンマクのムササビウイング焚火バージョンです。



オートキャンプ場に来ました。矢印の石がある所で焚き火をするので、そこからタープの大きさ分(4~5m)離れた場所に車を止めます。



これが、今回取り付ける吸盤フックになります。本製品を選んだのは、耐荷重が30kgあること、フックがカラビナであること、テントクリップが付属していることなどです。



助手席側のルーフに、吸盤フックを2個取り付けました。後側の吸盤フックは、ルーフ後端に吸着できましたが、前側はルーフ前端が曲面で吸着しなかったので、ルーフが平面になる所まで後方移動しています。



次に、車の横にタープを広げます。タープの大きさは、縦3.9m×横3.8m×幅2.4mで、重さは1.9kgになります。



写真は、吸盤フックに付属していたテントクリップです。右側のワニ口にタープを挟んでネジ締めし、左側の丸穴を吸盤フックに引っ掛けるようになっています。



タープにテントクリップを取り付けました。



テントクリップを吸盤フックに引っ掛けました。2個のテントクリップ間の長さは約1mです。



ポールを立てて、タープを張りました。1箇所は大きな木にロープを巻き付け、3箇所はロープを張ってペグ打ちしました。



車両側から見たら、こんな感じ。車高が低いのでタープを高く張れませんが、日差しや雨風は防げそうです。



夜になって、食べ物を焼きながら焚き火をしました。これで、吸盤フックを使用すれば、R32でもタープを張れることが分かりました。

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フロントシートをフラットにする


以前オートキャンプ場に行った時、助手席で車中泊をしたことがあるのですが、寝る時にシートバック(背もたれ部)を倒してもフラットにならなかったので、あまり寝心地が良くなかった記憶があります。近々また、車中泊しようと計画を立てているので、シートバックをフラットにできるかを確認したいと思います。



助手席のシートバックを倒しました。シートバックがリヤシートクッション(座面部)に当たって、これ以上倒すことが出来ません。



横から見ると、こんな感じ。シートバックは、約25度まで倒せますがフラットにはなりません。



リヤシートクッションの長丸印が、助手席のシートバックに当たる箇所になります。リヤシートクッションを取り外せば、助手席のシートバックはフラットになりそうです。それでは、リヤシートクッションを取り外しましょう。



リヤシートクッションを取り外しました。リヤシートの取り外しの詳細については、リヤシートを取り外す(1)をご覧下さい。



取り外したリヤシートクッションは、邪魔になるのでトランクルームに入れておきます。



運転席と助手席のシートバックを倒すと、両方ともフラットになりました。この状態で寝てみると、助手席側は問題なく横になれたのですが、運転席側は矢印のサイドサポートが脇腹に当たって窮屈だったのと、足元にペダルがあって足を伸ばしにくかったです。このような結果から、車中泊で寝るのは助手席側が良さそうです。



助手席側を横から見た写真になります。シートバックはフラットになりましたが、矢印にヘッドレストがあって頭が高くなってしまいます。



そこでヘッドレストを外して、矢印のシートクッションが低くなっている箇所に置きました。これにより、シートクッションの段差が解消され、全体的にフラットになりました。



後は、毛布かマットレスを敷いて、枕を置いたら簡易ベッドの完成です。これで、車中泊してもシートがフラットになっているので安眠できそうです。

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主な仕様

AIRINX_B_Type(TRUST)
GT L.S.D. Pro TT model(nismo)
street_ZERO(CUSCO)
クラッチ(BNR32用)
フューエルポンプ(nismo)
強化タイミングベルト(nismo)
N1_evolution_MUFFLER(Apexi)
SUPER_CATALYZER(Apexi)
フロントパイプ(豊和菅)
スリットローターSD(DIXCEL)
ピロテンションロッド(CUSCO)
フロントタワーバー(nismo)
リヤスタビライザー(BNR32用)
リヤタワーバー(CUSCO)
リヤトライアングル(CUSCO)
VREC-DH300D(CARROZZERIA)
FH-6500DVD(CARROZZERIA)
MVH-5400(CARROZZERIA)
DEH-P055(CARROZZERIA)
TS-X380(CARROZZERIA)
GReddy_B-specⅡ(TRUST)
SUPER-AFC(Apexi)
φ350_COMMAND 2(momo)
φ350_ピロータ(momo)
ハイキャスロックⅡ(TOMEI)
フロントバンパー(BNR32用)
フロントグリル(BNR32用)
ボンネット(BNR32用)
リヤウイング(BNR32用)
角目ヘッドライト(R32系)
RP-01(ENKEI)
→17×7.5JJ+32_17×8JJ+38
DIREZZA DZ102(DANLOP)
→215/45R17_235/45R17

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